育成クラス

2010年2月22日 (月)

続・負けたくない・・・

Kは、そろそろ高校卒業後の進路を決定しなければいけない時期だ。

大学のテニス部に入部したとしても、

また同じことが繰り返されるだけだろうとKは懸念している

(その予想は恐らく正しい)。

 

進路決定の選択肢は、多いとはいえないがいくつかある

(最後はKが決めることだ)。

 

分かっていることは、ただひとつ。

 

僕とKは、世間のやり方に負けたくない。

 

それだけだ・・・(仮にKが世間のやり方を採用したら、

容易く勝てるようになるんだろーな)。

 

『思うようには いかないもんだな

呟きながら 階段を登る

 

何が真実か わからない時がある

夢にのり込んで 傷ついて知ること

 

伝えられない事ばかりが

悲しみの顔で 駆けぬけてく

 

心の鍵を壊されても

失くせないものがある

 

誰も知らない 涙の跡

抱きしめそこねた 恋や夢や

 

思い上がりと 笑われても

譲れないものがある プライド

 

CHAGE & ASKA 「PRIDE」より 』


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2010年2月19日 (金)

負けたくない・・・

育成(水曜日)のレッスンを終えて、

愛弟子K(高校二年生)とクラブハウスで語り合う

(メニューや内容はどうだったかとか、誰が頑張って

いるかとか等々。もちろん僕はお酒も添えて・・・)。

 

話は尽きずに、Kの高校のテニス部の練習にまで及ぶ。

 

テニス部の練習には、他のスクールでコーチしている

OBが練習を見にきてくれて熱心に指導してくれるという

(嫌な予感がする・・・)。

 

案の定、Kは僕の指導と真逆のことをOBに言われ続け

苦しんでいる・・・。自分のテニスを貫くと、

いちいち練習を止められてしまい、練習が機能しなくなるので

仕方なくOBの言うことを聞いて、そのやり方でやると

ベタ誉めされるらしい

(分かり易い図式だ)。

 

純真なKOBのやり方で打つたんびに

「コーチ(僕)の顔が浮かぶの・・・。」と

一筋の涙を流した(なんて可愛い娘だ)。

その一筋の涙は時間の経過につれ滂沱として溢れ続ける・・・

(カラダのどこに、よくもまあ、これだけの涙が

保存されているのだろうか?)。

 

OBが言うには、勝てる娘はみんなOBが言うやり方を

採用していて、みんながやっていることだと言い張る

(そんなの分かってるってば!)。

 

そして、「育成クラスを全否定されているみたいで・・・。」

と言ったKの「言葉」が僕の心に「五寸釘」となって突き刺さる・・・。

                   つづく

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2010年1月 6日 (水)

続・(育成クラスの)第一期生

前回の続きです。

 

何でこんなことを書くかといえば、

KK 太と僕は、何も指標がないところから

試行錯誤を重ねて積木を積んできたわけで、

積んだり崩れたりを繰り返した。

 

何もお手本がないのに、現在まで僕に付いてきてくれた

KK太に深く感謝したい(二人共、高校のテニス部に入部して

育成クラスの有り難味が骨身に沁(し)みたようで、

レッスン中の振る舞いが一段と人間として成長したように見える。

大人になったネ!)。

 

君達二人の御蔭で現在の育成クラスの歯車は

上手く回っているんだと思えてならない最近の僕でした。

 

新加入の二軍の三人、M里(小五)、N(小五)、T郎(小六)も

みんなに囲まれて、みんなの後を追って猛追するだろう

(現に三人とも急成長中だ)。

もっと言えば育成予備校のみんなも、もっと引っ張られるだろう。

 

この場を借りて、「平馬の頭の中身はどうなっているんだ。

あんな人間に大切な子を預けるわけにはいかない。」と

思ったことも大いにあっただろうに、KK太を

支え続けてくれた御両親にも厚く御礼申し上げます。

本当に感謝しています。

 

僕等が嬉し泣きしていた夢の中の出来事は、残念ながら覚えていない。

その嬉し涙は、何がきっかけで流れたのだろうか?

 

KK太と出会えて本当によかった

K太が小学生の頃は、少々、手古摺(てこず)ったけどネ。

今、思えば懐かしい思い出だ)。ありがとう。

おしまい。

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2010年1月 5日 (火)

(育成クラスの)第一期生

ある朝、夢から醒めて目が覚めた。

 

KK太と僕は、抱き合っていて揉みくちゃになって

三人共、泣きじゃくっていた。

もちろん、嬉し泣きだ・・。

 

速いもので、育成クラスを旗揚げして2010年の三月で丸々六年が経つ。

 

現在では十人も抱えている育成クラスも

最初はたったの四人だった。

そして、その時からずーっと僕と一緒に歩んできたのが

K(高二)K太(高一)だ。

Kは小六、K太は小五のあどけない小学生だった・・・。

 

最近の育成クラスといえば、H康(中三)を筆頭に

タウンテニスで催している月例トーナメントでも

勝てるようになってきたし、外でもそこそこ

やってきてくれるようになった。

 

なんと、12月のタウンテニス月例トーナメント

(中学生シングルス)では、

育成の二人が優勝、準優勝のワン・ツーフィニッシュで

僕をビックリさせた。しかも、チビK太(小五)が決勝で

トッシー(中二)を敗ったことで、さらに僕をビックリさせた

(小学生で優勝してしまうチビK太はアッパレだけど

トッシーを含めた中学生は、一体何をやっているんだ-喝-)。

 

でも、こんなことが起きるのも

僕と長い付き合いのKK太の姿をみんなが見て吸収して、

そして二人の胸を借りた御蔭で

途中から入ってきたR(高二)、H康、トッシー、チビK太が

育ってきているということを忘れてはならないと肝に銘じている。

                      つづく。


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2009年6月23日 (火)

「大トロ」

育成予備校のレッスン終了の締めの挨拶で
(とくに育成クラスに昇格間近の数人に)ハッパをかける。

もう少しの「貧欲心」と「真剣味」が揃えば、
今すぐにでも育成に上げてもいいと考えているんだけど
まだ何かが足りない・・・。

みんなを鼓舞するため、かなり大袈裟に
「コーチは、一所懸命ずーっとテニスをしてきたから
もし仮にこのレッスンを終わってその前の道で
車に轢かれて死んだとしても(まだ死にたくないけど)
笑いながら「おつかれー」と言ってあの世に行けるよ。

と煽(あお)ると六年生のT郎

「僕も死んでも平気だなー。」

と答えたので絶句した。腑に落ちない僕は

「T郎、君はあのテニス(の内容)で満足なのか?」

と問い詰めると

「でも、大トロ食べたし・・・・。」
幸せそうな笑みを浮かべた

呆きれた―。
どうやら、大トロを食べて
T郎の人生の大半の目標は成就したらしい・・・。

やれやれ。

武士が命を懸けて守るほどに重視した土地(所領)があったように
僕にとってはタウンテニスがそうだ。

子供達の一所懸命な姿は何物にも代え難い。
T郎の両目が開く日を待とう・・・。

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2009年4月30日 (木)

カミナリ

育成クラスの
最後の締めの挨拶で
言い訳がましい中学生三人に
僕の雷が久しぶりに落ちた。

近頃、
プラス(正)のオーラでの言い訳なら
まだしも、
マイナス(負)オーラでの言い訳で
空気を乱すケースが目立ち
ストレスが溜まっていたからだ。

「今あるものでBESTを尽くす」
ことが大切だということを
子供達には解ってほしい。

毎日のようにテニスをしていれば、
頭やお腹が痛い日もあるだろう。
どこかを故障して
思う様に体が動かないこともあるだろう。
だからといって
マイナス(負)になってはいけない。
自分の練習前の準備不足をいいことに
マイナス(負)のオーラで言い訳しているのは言語道断だ。

マイナス(負)の要因があっても
今あるもので
BESTを尽くそうとする
「心」があれば、
マイナス(負)のオーラが
「体」から発することはないだろう。

嫌だったら
ラケットバックを担いで帰ればいい。
テニスは
人様に迷惑をかけてまでするものではない。

どこか痛いなら
どこか痛い
今の自分を受け容れて
その日のBESTを尽くす。
用事かなんかで準備不足だったら
準備不足の
今の自分を受け容れて
その日のBESTを尽くす。
ただそれだけだ。

子供達には
変われるチャンスがまだまだあって
未来は明るい。
大人になっても
言い訳ばかりしている人は、
相手に低く見られているか、
友達が少ないか、
酒の肴にされて
陰口を叩かれているのがオチだろう…

平馬火山爆発の巻でした。

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2009年3月30日 (月)

「負け方」

育成クラスを旗揚げして
子供達を僕の手許に預かるようになってから
僕が貫き通していることを
師匠が美しい文章で代弁してくれた。

『死ぬまですべての勝負に勝ち続けることは
誰にもできない。
私たちはいつか必ず敗北の日を迎える。
そのときに、
誰からのリスペクトも期待できず、
何の教訓も学べず、
ただひたすらに不快な後味だけを残すような
「無意味な敗北」
を引き受けるということでよいのだろうか。
勝つ以上に
多くの利益をもたらす負け方がときにはある。
そのことを子どもたちに教えることが
大人にとっての喫緊の仕事だと
私は思う。』

僕には「想い」はあっても
師匠のように「想い」を言葉にして
それを「芸術」に変えてしまう
才能が備わっていない。
とても残念なことだけど・・・・。

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2009年3月24日 (火)

母親が息子を想ふ愛情

レッスン後、育成予備校のM里ママと談笑。

M里(小四)は試合で負けるたんびに大粒の悔し涙を流し、
毎回それを見ているM里ママのほうが
「胃が痛くなりそう」と困惑している。

それとは違って育成のチビK太(小四)は
試合でだいぶ勝って帰ってくるようになったものの
(K太は子悪党チーム筆頭)

その勝ち方が気にいらないチビK太ママ
怒りに震え、挙げ句の果てに説教が始まるらしく
M里ママは僕に報告しながら
「贅沢(ぜいたく)な悩みよねー。」
と溜め息をもらす。

M里ママK太ママ
息子への愛情がヒシヒシと伝わってくる二人なので
かなり僕のエネルギーになっている。

母親の息子への愛情は、
サントリーオールド ウィスキーの瓶(漆黒)よりも濃く深い
(たまたまオールドを飲みながら書いていたので
引き合いに出してみました)。

今日の原稿を
M里ママの勤めている会社の同僚で横一列にデスクを並べて
休み時間に僕のブログを読んでくれているみなさんに送る。

アツイね。

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2009年1月16日 (金)

初詣で

1/4(日)、今年もスケジュールのあった

育成クラスの5人を連れて原宿の東郷神社に初詣

(東郷神社は、日露戦争の際、連合艦隊指令長官として

指揮した東郷平八郎を祭神とする勝負の神様なので

多くのプロスポーツ選手が参拝にくる。

僕も現役で選手生活をしていた頃から毎年、欠かしていない)。

 

お参りを終えて池袋駅に到着して

新年会のお店に向かおうとするとアクシデント発生

 

やれやれ。impact迷子impactだ。

トッシーK成がいない。

マヨイゴ・・・。

 

結局、2人は

毎年恒例のシャブシャブパーティーに参加できず終い。

救いは、どれだけ探しても見当たらないので

残された3人に僕が

「もう帰っちゃったんだよ」

と言っても3人は口を揃えて

「帰る事はないよ」

といなくなった2人のことを信じていたことぐらい。

 

案の定、トッシーの自宅から電話が入った。

ほらね。帰ってやがったんだ。

ようやく、お腹を空かした3人はお肉にありついた

(6人のパーティーが4人になってしまった)。

 

この日の池袋駅構内には

 

「大泉学園からお越しのI江K成サマ、M木T弥サマ、

インフォメーション・センターで

ヘイマ様がお待ちです。

繰り返します。大泉学園から・・・・・・・。」

 

アナウンスが、何度もコダマしていた。

 

今年は、どんな一年になることやら・・・・。sweat01

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2009年1月 8日 (木)

善人チームと小悪党チーム

育成クラスの小中学生5
『H康(中2)・Y太(中2)・T弥(トッシー中1)・

K成(小5)・K太(チビK小4)』

の性格をタイプ別にすると

善人チーム

(Y太とK成。勝負に対する貧欲さに欠けて、

負けても平気で「ムリ」とか「僕は弱いから」と口にしてしまう。

根っからのいい奴で

アウトボールをインにしてしまうことが多い。

「ハートの熱さ」という「ものさし」からすると

少し物足りない)と

小悪党チーム

(H康とトッシーとチビK。

試合になると勝利のためにどんな手を使ってでも

相手のコートに1球多く返そうとする。

ジャッジもシビアで

「今の球は入ってるよ!」とか

インのボールを「アウト!」とかいって揉めたりする。

僕が目指している

「いい人間がいいテニスをして勝つ」という「ものさし」からすると

少し遠ざかる)になる。

 

小悪党チームの3人は、普段はとても仲がよいのに

トッシーはH康と試合をやりたがらず、

チビKはトッシーとやりたがらない。

H康は誰からも煙たがられる

(トッシーの嫌がり方は、異常だ)。

子供なりに何か感じるところがあるのだろう。

 

「前世は兄弟だったのでは?」

と疑いたくなるほど

試合中の性格が類似している
トッシーとチビKが試合すると

と―――っても小賢しく見苦しいmatchになってしまう。

 

それを見てH康は

「コザイ。」

「ミグイ。」

と言っては大笑いしている。

 

善人チームと小悪党チームの性格を足して2で割れば、

いい塩梅(あんばい)なんだろうけど

人の性格というものはそう簡単に割り切れるものではない…

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