育成クラス

2010年4月14日 (水)

春の三日間集中レッスン(4/7~4/9)を終えて ―時の流れに身をまかせ―

「よくここまできたね。うまくなった。」

率直にそう思う(大袈裟に言えば、開いた口が塞がらない)。

 

時は流れている・・。

 

育成のK(高 三)、R(高三)、K太(高二)、H康 (高一)が近頃、育成を卒業して大人のクラス(月G特別)に 移る。

 

三日間集中参加で育成予備校のT史 (小五)とY里(小五)が育成に上がる。

今回、自信をつけたY(小 二)は予備校に上がる。

 

おかげで、僕の右腕として奮闘中だった裕基コーチと育成、育成予備校ではお別れになる (どちらも人数が減ってしまうから)

 

しばしのお別れだ。

残念でならない(でも、土AB特別ではタッグを組むのは変わらない。何を隠そう僕は裕基コーチが子供達同様、僕 の右腕として成長していく姿を見ているのが好きだった。又、下から上がってくる子が増えるのを待とうと思う)。

 

時の流れに身をまかせよう・・・。

 

今回のレッスン(たとえそれが悪条件だったとしても)を無事に終えることができたのは 君達の技術(の向上)の賜と切に感じる。

 

僕が目指す師匠は、「愛弟子が巧くなるより速く、巧くなっている師匠」であることは言 うまでもない(体たらくの弟子ばかりだと僕も成長しないだろう)。

 

みんな、ありがとう

 

I CAN NOT LIVE WITHOUT YOU

時の流れに身をまかせ・・・。

 

二〇一〇 春 平馬 富人

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2010年4月 9日 (金)

続々・世代交代

結局、強豪T高校に進学して

G特別クラスに移ることが決まっていたH康、

それからT弥の件が引き金となってK太とR

G特別クラスに移って育成クラスを卒業す ることになった。

残るKA史とY太も時間の問題だろう。

 

仕方ない。世代交代だ。

 

近いうちに小学生を2人、育成予備校から上の育成に上げる予定だ。

ガラっと入れ替わる顔触れで7年目に入る。

 

6年目最後の育成。最後の挨拶の1コマ。

 

6年間、僕と歩んできたK太はこう言って僕の心を震わせた。

 

「ここ(タウンテニス)じゃなかったら

ここまで続けてこられなかったと思います・・・。」

 

泣けるネ(泣かせるなー!)。

 

お別れのT弥はこう言って僕の心を震わせた。

 

「特にないです。」

 

泣けるネ(そりゃないだろ!それだけかい!)。

 

隣で心あるH康が

「バカだなオマエ!今まで有難うございましたぐらい言えよ!」

とブチ切れた。

 

T弥はやっぱりT弥のままだった。

 

6年目が無事に(?)終わり、感慨に耽っていたら

上司のYちゃんに

「そんなことを言ってるヒマはないでしょ!下の子も育ってきている し」

と尻を叩かれた。

 

7年目はどうなることやら・・・。

 

僕ひとりの力ではここまでこれなかったと改めて想った。

 

おしまい


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2010年4月 8日 (木)

続・世代交代

「そりゃーないよー。俺はシャンプーじゃないんだから。

A新聞からS新聞に替える位のことなんだろうか・・・。」

と魂が叫んだ。

 

自分のことしか考えていないで、自分さえ良ければそれでいい

と思われがちな行動(いまだに小学生より球拾いが遅いし

言い訳ばかりする)をするT弥が最上級生になるので、

T弥の「心改造計画」を目論んでいた矢先だった・・・。

 

ノーガードのところに、いいパンチをアゴにもらったみたいだ。

 

後日、T弥に退会の理由を尋ねた。

 

H康(中3)が卒業していなくなって

小学生ばっかりになっちゃうから・・・。」

 

分かり易い理路だ。

でも自分はK(高2)、R(高2)、K太(後)、H康(中3)の

胸を借りて上達したというのに、自分が胸を貸す側にはなれない勘定

という訳だ。

しかも、今いるA史(高1)、Y太(中3)の存在は考慮しないらしい・・・。

 

T弥も悩んだ末のことだと思う(思いたい)。

百歩譲って、ハイレベルな場所を求めての退会は

致し方無い。でも、退会の仕方がよろしくない。

人としてどうかの問題だ・・・。

つづく


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2010年4月 5日 (月)

世代交代

この原稿を書いているのは、330日の火曜日。

昨日の育成クラスを終えて、丸々、6年間が過ぎた。

 

月、水、金の週3回で500700

思えば遠くへ来たものだ・・・。

 

実をいうと、2週間前から僕の心はボッキリ折れてい た。

 

理由は、手塩に掛けて育ててきたトッシーことT弥(中2)が

退会届を出したからだ。

 

6年間も育成クラスをやっていれば大切な子を失うことだってある

(その位で心が折れる程、僕の心はヤワではない)。

 

でも、今回はマズい。

ことの順逆が間違っている・・・。

どんなときも、退会する前には予兆があって、

僕に受け身の体勢ができているものだ。

それは、受験前だったり、進学だったり、あるいは育成クラス(僕) に

物足りなさを感じた親御さんがより良い環境を求めて去っていくとき だ。

本来ならば、親御さんか本人から僕に告げられて、

その後に退会届が提出される。

でも今回は違った。

僕が何も知らないまま父親が退会届を出し、

僕には上司のYちゃんから告げられた。

つづく


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2010年2月22日 (月)

続・負けたくない・・・

Kは、そろそろ高校卒業後の進路を決定しなければいけない時期だ。

大学のテニス部に入部したとしても、

また同じことが繰り返されるだけだろうとKは懸念している

(その予想は恐らく正しい)。

 

進路決定の選択肢は、多いとはいえないがいくつかある

(最後はKが決めることだ)。

 

分かっていることは、ただひとつ。

 

僕とKは、世間のやり方に負けたくない。

 

それだけだ・・・(仮にKが世間のやり方を採用したら、

容易く勝てるようになるんだろーな)。

 

『思うようには いかないもんだな

呟きながら 階段を登る

 

何が真実か わからない時がある

夢にのり込んで 傷ついて知ること

 

伝えられない事ばかりが

悲しみの顔で 駆けぬけてく

 

心の鍵を壊されても

失くせないものがある

 

誰も知らない 涙の跡

抱きしめそこねた 恋や夢や

 

思い上がりと 笑われても

譲れないものがある プライド

 

CHAGE & ASKA 「PRIDE」より 』


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2010年2月19日 (金)

負けたくない・・・

育成(水曜日)のレッスンを終えて、

愛弟子K(高校二年生)とクラブハウスで語り合う

(メニューや内容はどうだったかとか、誰が頑張って

いるかとか等々。もちろん僕はお酒も添えて・・・)。

 

話は尽きずに、Kの高校のテニス部の練習にまで及ぶ。

 

テニス部の練習には、他のスクールでコーチしている

OBが練習を見にきてくれて熱心に指導してくれるという

(嫌な予感がする・・・)。

 

案の定、Kは僕の指導と真逆のことをOBに言われ続け

苦しんでいる・・・。自分のテニスを貫くと、

いちいち練習を止められてしまい、練習が機能しなくなるので

仕方なくOBの言うことを聞いて、そのやり方でやると

ベタ誉めされるらしい

(分かり易い図式だ)。

 

純真なKOBのやり方で打つたんびに

「コーチ(僕)の顔が浮かぶの・・・。」と

一筋の涙を流した(なんて可愛い娘だ)。

その一筋の涙は時間の経過につれ滂沱として溢れ続ける・・・

(カラダのどこに、よくもまあ、これだけの涙が

保存されているのだろうか?)。

 

OBが言うには、勝てる娘はみんなOBが言うやり方を

採用していて、みんながやっていることだと言い張る

(そんなの分かってるってば!)。

 

そして、「育成クラスを全否定されているみたいで・・・。」

と言ったKの「言葉」が僕の心に「五寸釘」となって突き刺さる・・・。

                   つづく

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2010年1月 6日 (水)

続・(育成クラスの)第一期生

前回の続きです。

 

何でこんなことを書くかといえば、

KK 太と僕は、何も指標がないところから

試行錯誤を重ねて積木を積んできたわけで、

積んだり崩れたりを繰り返した。

 

何もお手本がないのに、現在まで僕に付いてきてくれた

KK太に深く感謝したい(二人共、高校のテニス部に入部して

育成クラスの有り難味が骨身に沁(し)みたようで、

レッスン中の振る舞いが一段と人間として成長したように見える。

大人になったネ!)。

 

君達二人の御蔭で現在の育成クラスの歯車は

上手く回っているんだと思えてならない最近の僕でした。

 

新加入の二軍の三人、M里(小五)、N(小五)、T郎(小六)も

みんなに囲まれて、みんなの後を追って猛追するだろう

(現に三人とも急成長中だ)。

もっと言えば育成予備校のみんなも、もっと引っ張られるだろう。

 

この場を借りて、「平馬の頭の中身はどうなっているんだ。

あんな人間に大切な子を預けるわけにはいかない。」と

思ったことも大いにあっただろうに、KK太を

支え続けてくれた御両親にも厚く御礼申し上げます。

本当に感謝しています。

 

僕等が嬉し泣きしていた夢の中の出来事は、残念ながら覚えていない。

その嬉し涙は、何がきっかけで流れたのだろうか?

 

KK太と出会えて本当によかった

K太が小学生の頃は、少々、手古摺(てこず)ったけどネ。

今、思えば懐かしい思い出だ)。ありがとう。

おしまい。

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2010年1月 5日 (火)

(育成クラスの)第一期生

ある朝、夢から醒めて目が覚めた。

 

KK太と僕は、抱き合っていて揉みくちゃになって

三人共、泣きじゃくっていた。

もちろん、嬉し泣きだ・・。

 

速いもので、育成クラスを旗揚げして2010年の三月で丸々六年が経つ。

 

現在では十人も抱えている育成クラスも

最初はたったの四人だった。

そして、その時からずーっと僕と一緒に歩んできたのが

K(高二)K太(高一)だ。

Kは小六、K太は小五のあどけない小学生だった・・・。

 

最近の育成クラスといえば、H康(中三)を筆頭に

タウンテニスで催している月例トーナメントでも

勝てるようになってきたし、外でもそこそこ

やってきてくれるようになった。

 

なんと、12月のタウンテニス月例トーナメント

(中学生シングルス)では、

育成の二人が優勝、準優勝のワン・ツーフィニッシュで

僕をビックリさせた。しかも、チビK太(小五)が決勝で

トッシー(中二)を敗ったことで、さらに僕をビックリさせた

(小学生で優勝してしまうチビK太はアッパレだけど

トッシーを含めた中学生は、一体何をやっているんだ-喝-)。

 

でも、こんなことが起きるのも

僕と長い付き合いのKK太の姿をみんなが見て吸収して、

そして二人の胸を借りた御蔭で

途中から入ってきたR(高二)、H康、トッシー、チビK太が

育ってきているということを忘れてはならないと肝に銘じている。

                      つづく。


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2009年6月23日 (火)

「大トロ」

育成予備校のレッスン終了の締めの挨拶で
(とくに育成クラスに昇格間近の数人に)ハッパをかける。

もう少しの「貧欲心」と「真剣味」が揃えば、
今すぐにでも育成に上げてもいいと考えているんだけど
まだ何かが足りない・・・。

みんなを鼓舞するため、かなり大袈裟に
「コーチは、一所懸命ずーっとテニスをしてきたから
もし仮にこのレッスンを終わってその前の道で
車に轢かれて死んだとしても(まだ死にたくないけど)
笑いながら「おつかれー」と言ってあの世に行けるよ。

と煽(あお)ると六年生のT郎

「僕も死んでも平気だなー。」

と答えたので絶句した。腑に落ちない僕は

「T郎、君はあのテニス(の内容)で満足なのか?」

と問い詰めると

「でも、大トロ食べたし・・・・。」
幸せそうな笑みを浮かべた

呆きれた―。
どうやら、大トロを食べて
T郎の人生の大半の目標は成就したらしい・・・。

やれやれ。

武士が命を懸けて守るほどに重視した土地(所領)があったように
僕にとってはタウンテニスがそうだ。

子供達の一所懸命な姿は何物にも代え難い。
T郎の両目が開く日を待とう・・・。

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2009年4月30日 (木)

カミナリ

育成クラスの
最後の締めの挨拶で
言い訳がましい中学生三人に
僕の雷が久しぶりに落ちた。

近頃、
プラス(正)のオーラでの言い訳なら
まだしも、
マイナス(負)オーラでの言い訳で
空気を乱すケースが目立ち
ストレスが溜まっていたからだ。

「今あるものでBESTを尽くす」
ことが大切だということを
子供達には解ってほしい。

毎日のようにテニスをしていれば、
頭やお腹が痛い日もあるだろう。
どこかを故障して
思う様に体が動かないこともあるだろう。
だからといって
マイナス(負)になってはいけない。
自分の練習前の準備不足をいいことに
マイナス(負)のオーラで言い訳しているのは言語道断だ。

マイナス(負)の要因があっても
今あるもので
BESTを尽くそうとする
「心」があれば、
マイナス(負)のオーラが
「体」から発することはないだろう。

嫌だったら
ラケットバックを担いで帰ればいい。
テニスは
人様に迷惑をかけてまでするものではない。

どこか痛いなら
どこか痛い
今の自分を受け容れて
その日のBESTを尽くす。
用事かなんかで準備不足だったら
準備不足の
今の自分を受け容れて
その日のBESTを尽くす。
ただそれだけだ。

子供達には
変われるチャンスがまだまだあって
未来は明るい。
大人になっても
言い訳ばかりしている人は、
相手に低く見られているか、
友達が少ないか、
酒の肴にされて
陰口を叩かれているのがオチだろう…

平馬火山爆発の巻でした。

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