前回の続きです(今回もゴルフをテニスに置き換えてます)。
ネガティブ・セルフトークに対して大きく落ち着いた声で、
「まだまだ、勝負はこれから。さあ、いくぜ」
などと言ってみる。こうした自分を積極的な方向に導く言葉を
ポジティブ・セルフトークと言う(ここまでは分かり易い理路だ。
ここからが面白い)。
「これを入れてポイントを取れば勝ちが見えてくる。
なんとしても入れたい」という一見ポジティブな
「入れたい」という期待のセルフトークは、
じつはポジティブ・セルフトークではないと師匠は言う(へえ~)。
ここからがポイント。
「入れる」というセルフトークには、「入る」という物理現象を
自分の側でコントロールしようという意図が込められている。
しかし、プレーヤーがひとたびサービスをして
ボールがラケットから放たれれば、「入る」か「入らない」かを
サーバーがコントロールすることはできない。
それはサービスの結果だからである。
つまりこの場合、プレーヤーがほんとうにできることは
ボールを相手のコートのサービスボックスに入れるための
サービスという動きなのである。
有効な真のポジティブ・セルフトークとは、
相手コートのサービスボックスに入れるために、
そのサーバーがなすべきことを一つだけ言うことなのである(なるほどネ!)。
「何が起こってほしいのか」、
「どうすればそういうことが起こるのか」、
「そして、自分が今やれる最善のことは何なのか」
といった質問を自分に投げ掛けてみて出た答え(例えば、
「ラケットヘッドが通過するところを見ていよう」みたいな)を
シンプルな言葉にして、心に命令を与えてやればいい訳だ。
おしまい。
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