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2010年3月15日 (月)

続・武道的にレシーブについて考える

前回の続きです。


『武道的な働きにおいては、入力と出力との間に隙があっては

いけない。隙がないというのは、ほんとうは「侵入経路がない」

とか「侵入を許すだけの時間がない」ということではなくて、

そこに自他の対立関係がない、敵がいないということです。

間違って理解している人が多いのですが、武道の目的は

「敵に勝つこと」ではありません。「敵を作らないこと」です。

(中略)

相手が斬りつけてくるので、それを避けなければいけない

という条件を仮に想定します。選択できる動線は限定されます。

このときに「自分には無限の選択肢があったのだが、

攻撃の入力があったせいで、選択肢が限定された」というふうに

考えるのが「敵を作る」ことです。

それに対して、「無限の選択肢」などというものは

仮想的なものにすぎず、とりあえず目の前にある限定された

選択肢、制約された可動域こそが現実のすべてであり、

それと折り合ってゆく以外に生きる道はないと考えるのが

「敵を作らない」ことです。そう思うことで、

時間意識が変成する。』


長くなったのでこの辺で一息入れましょう。

つづく。

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