いざこざ 第一話
登場人物
・ へーちゃん(平馬)
・ Yちゃん(上司)
・ アルバイトコーチA(大学生)
・ アルバイトコーチB(大学生)
・ アルバイトコーチC(大学生)
この物語はフィクションではありません。
実話です。
年末恒例のタウンテニススタッフ一同で大掃除の後に忘年会。
二次会も御開きして、みんな良い気分でお店の前で解散する。
駅に向かう者、逆の方に帰路につく者、それぞれ散り散りになる。
「御疲れ様-。」
僕(へーちゃん)は、一年間、頑張ってくれた
アシスタントコーチの両腕二人と別れを惜しみ、
少しの間立ち話をしてから固く握手して、
きつく抱き合って別れる。
その直後に事件は起きる。
僕は、会計を済ませて出てきたYちゃんと
駅に向かって歩き始めると
何やら駅の方から馬鹿でかい怒鳴り声が聞こえる。
忘年会シーズンだけに、
酔っ払い同士でケンカでもやらかしているようだ。
声のテンションからすると相当派手だ。
夜ならケンカ位よくあることだし、駅に行きたいので
迂回するわけにもいかないし、野次馬根性も手伝って
遠くに見える人集(だか)りに進む。
遠くから目を凝(こ)らすと、一人の男が地べたに
横たわっている。
更に目を凝らすとその隣で一人の男が土下座をしている・・・?
又又、更に目を凝らすと自転車を支えて立っている男に
完全に逆上している男が、鼻先をつける勢いで
怒鳴り散らしている。
乱闘の末、一人がノビているのだろうか?
つづく




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