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2010年2月 2日 (火)

さよならI澤さん

A特別クラスのワンシーン。

 

E子さん(僕の大好きな初老の奥様だ)が打つたんびに、

倒れるはずのない的がパタパタと立て続けに倒れる・・・。

 

非力なE子さんが打つ球は、

的までノーバウンドで届いていないので

ワンバンかツーバンで的に当たってしまったのだろう。

もしくは、隣の人が打った球が、フェンスに当たって

跳ね返って的に当たってしまったのだろう。

考えられるとしたらそれ位だ・・・。

 

話は飛ぶ。

 

僕の大好きだったI澤さん(初心、初級、初中級と僕が教えていた)が

昨年、ガンのためこの世を去った。

 

面白い話がある。

 

I澤さんの最期にE子さんが御見舞いに行くと

上がるはずのない心拍数が、突如上がったという。

それ程、2人は仲良しだったのを僕は知っている

(少々、だらしのないI澤さんの女房役を

務めているようにも見えて微笑ましかった)。

 

倒れるはずのない的が倒れ続けるので、

不思議がる僕のところにE子さんは寄って来て

「明日は、I澤さんの納骨式なの。」と嬉しそうに伝えた。

 

ハハーン。I澤さんが最後にE子さんに逢いに来ているんだ。

的の隣で胡坐(あぐら)を組んで、500mlのビール缶を片手に

赤ら顔で、E子さんが打った時だけ人差し指でツンツンと突っ突い

的を倒しては喜んでいたんだね。

 

僕にはそう思えてならない。

 

I澤さん、楽しい思い出をありがとう。

 

御冥福をお祈りします。RIP

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