« 2009年9月 | トップページ | 2009年11月 »

2009年10月

2009年10月30日 (金)

運動の巧(うま)さを表す6つの能力

ある朝、テレビ(NHKのニュース)をつけて本を読んでいたら

どこかの大学の(スポーツ科学専門の)教授が

「運動の巧さを表す6つの能力」について解説していた。

 

とても興味深い内容だったし、

ゲストが引退したばかりの杉山愛選手だったのも手伝って、

読んでいた本そっちのけでテレビに見入ってしまった。

 

その教授は、運動神経は後天的なもので

幼少時代の様々な「遊び」がとても重要だと述べていた。

更に、たくさんの種類のスポーツをしていることが

大事であると付け加えた。

 

それにしても、

「子供達の運動神経の善し悪しが先天的ではない」

というのは、指導者にとって大変力強いコメントだ。

最近、現代の子供達の運動能力の低下を指摘する記事が

やけに多いけれど、タウンテニスの子供達を見ていて

感じるのは、昔と同じで運動能力が高い子も低い子も

いるのは変わらないんだけど、

運動能力が中位の子供がめっきり少なくなったということ。

子供達の運動能力まで2極化(勝ち組と負け組みたいに)

してしまっては困る。

昔はみんな外で遊んでいたけど、現在は外で遊ぶ子と

家で遊ぶ子がはっきり分かれてしまったからだろう。

 

僕が、寝惚け眼で慌てて書き留めた

「運動の巧さを表す6つの能力」とは?

                   つづく

ランキングに参加しています。 下記バナーをワンクリック…お願いします
にほんブログ村 テニスブログへ

2009年10月29日 (木)

続・『MEMENTO MORI―死を想え―』

19才の頃、右も左も判らないまま

タウンテニスに僕が連れてこられてから、

来年でとうとう20年が経つ(僕は来春の3月で39才になる)。

20年といえば、随分、長い年月だ。

僕にとっては人生の半分がタウンテニスにいることになるんだから

テニスの神様の存在を感じずにはいられない。

 

選手の頃も、指導者になってからも

我武者(がむしゃ)らにここまで突っ走ってきた。

心の底から、50才になっても60才になっても

コーチをしていたいと想っている。

だけど本音を漏らすと

「現在」の僕のテンションとモードでコーチを続けることは

できないのでは?と魂が叫んでいる。

恐らく、一大転機があって違うテンション&モードの

NEWへーちゃんが出てこないと身も心ももたないだろう。

 

だからこそ、僕には誓っている事がある。

 

どんなに辛くても苦しくても40才までは

「現在」のテンション&モードで突っ走ろうと・・・。

 

それで駄目になったら(怪我とか病気とか)それはそれで

現実を受け入れようと覚悟している。

もしかしたら40才になった頃には、新しい僕が出てきて

変貌を遂げているかもしれない(「スラムダンク」の安西先生みたいに。

一番、望んでいるのは、何千球とボールを出しても

疲れない技術を身に纏(まと)っていることだ)。

 

とにかく、40才までは突っ走る・・・。

 

大車輪には大車輪にしか判らない世界がある

(誰が何と言おうと僕はタウンテニスの大車輪だ。

大車輪の気持ちは僕にしか判らない)。

 

車中、僕の好きなCDをかけて、大声で歌いながら

(窓が全部閉まっているのを確認してから・・・)

家路につく。

 

『I‘LL BE FOR YOU

 

運命の悪戯なんて 歯車の食い違いなんて

日常茶飯事なわけで 愛もすれ違う

 

明日世界が終わるとしたら

その瞬間誰といたいかなんて

ハナから上から目線だし 悠長甚だしくて

 

確実に来る明日なんて 誰も保証はできない中で

今、世界が終わっても 良いように生きているだけです

 

どこかで誰かが目を瞑り

どこかで誰かが目を開く

喜んだり悲しんだり 何かと忙しい訳です

 

それでも誰かを愛する訳です

それでもあなたを愛する訳です』

 

『モンゴル800 「I‘LL BE」より』

ランキングに参加しています。 下記バナーをワンクリック…お願いします
にほんブログ村 テニスブログへ

2009年10月28日 (水)

『MEMENTO MORI―死を想え―』

2008.6/26(木)・2008.12/16(火)に続き、

3回目の「MEMENTO MORI」です。

 

死を想います。

 

僕の勤めるタウンテニスは、都内(練馬区)にあるものの

緑に囲まれ自然の香が漂う(色んな虫達と共生している。

偶にはタヌキも顔を出す)。

 

夏になれば、オムニコートのフェンスやネットに

蝉(セミ)の幼虫が羽化(幼虫から抜け出るセミは、

白というよりクリーム色がかっていて、とても神秘的だ)

するのを眼の当たりにして、間も無くすれば、

コート上は死んだ蝉だらけになる(少し大袈裟だけど・・)。

そして、プレー中にカナブンを踏み付けたりすると

自責の念にかられ、見たこともない虫に御目に掛かると、

一寸得した気分になる。

 

最近、(小)動物がコート上に死んでいる。

 

以前は、ごく稀のことだったけれど

ここのところ、何故か頻繁に続いた。

 

(小)動物とは何かと言うと、ネズミとハト。

 

ネズミは、リアルにそのまんまの姿でねんね(臨終)している

(除草剤でも口にしたのだろう・・・)。

ハトは、物の見事に胴体が無くなり、御丁寧に

頭部と内臓の一部が残り、

かなりグロテスクな状態になっている。

羽根が散乱してて格闘の後が見て取れる。

 

猫の仕業だろう・・・。

 

夜中、誰もいないテニスコートで平和に過ごしていたら、

猫に襲われたところを想像すると、

自然界の怖さを感じずにはいられない

(ハトが豆鉄砲を食らったような

表情を浮かべる余裕もなかったんだろう・・・)。

 

「今日も1日頑張るぞー!」と朝一番に

目をギラギラさせて登場する僕はそのたんびに面食らう

(まるで「生」と「死」が突然、化学反応をおこしたみたいだ)。

 

仕方無く、僕は11の「お葬式」をする。

 

それにしても、カナブンを踏み潰しても

即、立ち直ってケロッとしていたり、

ハードコートの雨上がりの水捌(は)けや

オムニコートの整備のブラシがけの時には、

アリの行列を一網打尽に皆殺しにしても平気というか、

気付かないフリをしているというか、気付かないというのに

(小)動物だとその死に対して

やけに痛みを感じるというのもおかしな話だ。

やっぱり、質量(質感)の問題もあるのだろうか?

朝、来てみたらゾウやカバが死んでいたら

どんな気分になるんだろう・・・。

 

話が逸れた。

まず僕は倉庫から大きめのシャベルを持ってきて、

決まった場所に行って穴を掘る。

そして、ハトだったりネズミだったりを土の中に埋めてあげる。

 

南無妙法蓮華経

 

11の「お葬式」だ。

 

虫だとへっちゃらのくせに(小)動物だとテンションが下がり

魂が消耗しているのを感じる(できることなら、もう1度

家に帰って目が覚めたところからやり直したいくらいだけど

レッスンの開始時間は「お葬式」なんかしてる間に

どんどん近付いてくる)。

 

仕様が無いから、無理矢理、テンションを上げて

レッスンをする破目になる。

 

その間、「死」を想い続ける。

そして強く「生」を感じる。

長い1日が終わる。

                 つづく

ランキングに参加しています。 下記バナーをワンクリック…お願いします
にほんブログ村 テニスブログへ

2009年10月27日 (火)

続・『ボレーの上達が速い人と遅い人の違い』

ボレーの上達が速い人は、

アウトコースに飛んで来たボールに対して、

踏み込む前足が、ピタッと着地したまま(跳びついたら

フィニッシュが完了しちゃったみたいに)終わる。

 

逆に、ボレーの上達が遅い人は、

アウトコースに飛んで来たボールに対して、

前足を踏み込んだ後に(フィニッシュの後に)、

後足が更に遠く(サイドライン)の方に出て行ってしまう。

 

この差はデカい。

 

後者は、「1」で飛んでくるボールに近付きたくて仕方がないんだろう。

重心が遠く(サイドライン)の方に移動する量が多いので

「2」の後も身体が外に移動してしまう訳だ。

 

上達が速い人は、「1」でボールに近付かずに

遠くで待っていて、「2」で跳び付く感覚で打ち終わると、

良いボレーが飛んで行くコツを心得ているので、

間違ってもボールに近付きすぎたりしようとせずに、

遠くの方で虎視眈眈と待ち構える。

 

ボールに向かって出てこよう出てこようとする輩には、

僕は意地悪くインコースにボールを集めて、

出てこないように操作する。

インコースに飛んでくる可能性を

視野に入れてないことに対する

御仕置きの意味も込めて・・・。

ランキングに参加しています。 下記バナーをワンクリック…お願いします
にほんブログ村 テニスブログへ

2009年10月26日 (月)

『ボレーの上達が速い人と遅い人の違い』

ボレーは、ラケットを正しく振らなければならない。

 

基本練習(「球出練」)では、正しいスイング(ラケットを立てて「1」、

寝かす「2」)に、足のステップが同調するように努める。

 

フォアボレーは、

右足が「1(立てて)」で左足が「2(寝かす)」で

踵(カカト)から踏み込んで終わる。

 

バックボレーは、

左足が「1(立てて)」で右足が「2(寝かす)」で

踵(カカト)から踏み込んで終わる。

 

細かく言うと、「踵から爪先が着く」のと

「インパクト(打線、入口と出口)」が融合する。

 

さあ、練習開始。

 

「球出練」で、僕がストライクゾーンの真ん中に集めていたボールを操作して

アウトコースに散らす(もしくは、ずれる)。

 

ここでボレーの上達が速い人と遅い人に大きな差がでる・・・。

           つづく。

ランキングに参加しています。 下記バナーをワンクリック…お願いします
にほんブログ村 テニスブログへ

2009年10月23日 (金)

続・『ANTICIPATION』

「技」が整備されていなければ自分のことで

精一杯(飛んで来るボールを打ち返すのに必死)なので

相手の動きを見る余裕がなく、「Anticipationは鈍るだろう。

 

『「心」(鋭力=分析力、洞察力、集中力)』の欠如も問題だ。

 

眼がブレるのも(「体」のレベルが低いのも)問題だ。

 

「自分の打ったボール」と「対戦相手の能力」から

弾き出して、次にボールが飛んでくる場所と威力を

Anticipation」する。

 

試合中(プレー中)に相手の動きを

どれだけ見ていられるかが「鍵」になる。

 

「心」も「技」も「体」もない人には、できない芸当だ・・・。

ランキングに参加しています。 下記バナーをワンクリック…お願いします
にほんブログ村 テニスブログへ

 

2009年10月22日 (木)

『ANTICIPATION』

Anticipation  名 

1、〔・・・・を〕期待して待つこと。

〔・・・に対する〕予期。予想。

2、先手を打つこと。機先をを制すること。先取

 

「コーチ。試合で勝つために一番大切なモノは何ですか?」

 

と質問されたら僕は

 

「それは「Anticipation」だよ。」

 

と答えるだろう。

 

「1」はもちろん、「2」の意味が好きだ。

              つづく。

ランキングに参加しています。 下記バナーをワンクリック…お願いします
にほんブログ村 テニスブログへ

2009年10月21日 (水)

二軸感覚

僕は、二軸感覚の持ち主だ。

 

唐突ですまない。

 

「あなたの身体の軸はどこにありますか?」と聞かれたら、

ほとんどの人が頭の上から両足の中心を結ぶ線(軸)を

思い浮かべるだろう(身体を串刺しにしたみたいに)。

 

二軸感覚は、この中心軸と違って

左右の股関節から真下に下ろした線が軸になる(二本の軸になる)

 

最近、長男(小学一年生)のために竹馬を買った

(僕も初心者でやったことがない。

うっかり僕の方が夢中になってしまった)。

 

竹馬に乗ると、最初は怖くて立つこともできなかったけれど

骨(コツ)をつかんだ僕は、初日から歩くことができた

(走れるようになるまで特訓するつもりだ)。

なんてったって僕は、二軸感覚の持ち主だ。

 

「頭を振っちゃいけない」とか

「軸を中心にとってブレてはいけない」みたいなことを散散、

叩き込まれて、中心軸感覚になってしまった人は

ヒントにしてほしい。

 

竹馬に限らず子供達を夢中にさせた

昔の遊びの中(独楽とかメンコとか)には、

二軸感覚を身に付けるによいものがあったのだろう。

 

昔、オフの行事で各チームのプロ野球主力選手の代表が

竹馬競争をしている映像があったらしく、

そこでダントツの一位になっていたのが

巨人軍の長嶋茂雄選手で

とにかく見事というほかなかったという。流石だ・・・。

 

因に、家のコースター(もちろん紙のやつね)は時にメンコになる。

ランキングに参加しています。 下記バナーをワンクリック…お願いします
にほんブログ村 テニスブログへ

2009年10月20日 (火)

続・『「守」・「破」・「離」』

「守」:指導者の教えを守る

 

「破」:教えの中に、自分の工夫・努力を重ねる

 

「離」:「守」の原点である型の上に立って、独自の形が生まれてくる

 

 

師、曰く

『「守」は、とにかく先生の教えを守ることです。

先生の歩き方から行動のすべて。先生がくしゃみをしたら

自分もするくらい徹底してやる。先生が白と言えば黒でも

白になる。疑問を持ちながらでも、先生が何を言おうと

しているのかを考える。それが、「守」の姿勢です。

「破」は、「守」で徹底した基本に、自分なりの工夫を

加えながら、周りのこと、他人のことも勉強する段階です。

「離」は一人前になることです。「離」になって初めて、

いまの自分の存在があるのは「守」のお蔭だという、

本当の「守」がわかってきます。ですから「守」に

すべて包括されるといってもいいのです。

子供を立派に育てる。自分が先生になる。それも守破離です。

その道の深さがわかれば、守破離を学ぶ手段は何でも

かまいません。日常生活で一番身近なものがいいでしょう。

守破離それぞれにかかる時間の長さは一様ではありまでん。

ほとんどの場合、圧倒的に「守」の時間が長く大事な時間

なのですが、その守をいい加減にし、離だけに目がいく人が

多いのは残念なことだと思います』

合掌。

 

本棚の中に、多岐にわたって師匠達がゴロゴロと眠っている。

僕は果報者だ。

                  おしまい。

ランキングに参加しています。 下記バナーをワンクリック…お願いします
にほんブログ村 テニスブログへ

2009年10月19日 (月)

『「守」・「破」・「離」』

僕の文章を読んでいると、文面から

「師匠を持つことの大切さ」が滲(にじ)み出ていると思う。

 

僕は、テニスコート上では、最初に

ステファン・エドバーグを師事して、

次にピート・サンプラスに傾倒した。

 

もし、ピート様がいなかったら、

きっと選手生活の途中でテニスを止めていただろう。

 

周りを見渡すと、

「ストロークは○○選手で、ボレーは○○選手で、

サーブとスマッシュは○○選手」みたいに様々な選手の

好きなショットを取り入れる人が多い。

 

でも僕は、本能的に一人の選手(ピート様)を徹底的に

師と仰ぎ、背中を追った。

結果的に僕のテニス人生に大きなプラスになったと信じている。

 

師、曰く

『「守破離」は、師匠に学ぶ姿勢を表す教えです。人は誰でも

才能を持っています。それを見いだして開花させる最良の

手段は、守破離というステップの踏み方にあります。守破離は、

昔から稽古ごとや習いごとの基本にあるものです。

自己の目覚め、他人に対する目覚め、師に対する目覚め。

こういう生き方が守破離を通じて身につきます。

それが、「調和融合」にもつながるのです。』

                     つづく。

ランキングに参加しています。 下記バナーをワンクリック…お願いします
にほんブログ村 テニスブログへ

2009年10月16日 (金)

『コミュニケーション』

へーまはテニスコーチのブログに人間関係の話

(「嫌いな人との付き合い方について」や「可愛げのない奴」等々)

なんて書いて何を考えてるんだ!頭悪いなー」と

思っている人も数多くいることだろう。

 

実際に技術論を書いていないとテニスブログランキングは下がる

(小説を書いている場合ではない)。

技術論も簡単な話で済ませた方がランキングが上がるのは残念な話だ。

でも僕はそれはしない。

難しい事も書くし、たまには小説も書く。

 

確信をもって言う。

 

僕のレッスンで僕とうまくコミュニケーションをとれない人は、

テニスの上達が遅い

(むしろ何も変わらないと言ってもいいかもしれない。

仮に変わったとしても僕が望んでない方に勝手に独り歩きしてしまう・・・)。

 

テニスは、ネットを挟んでボールを使って他人と

コミュニケーションしている。

 

好い人だからといって、テニスが上手くなるというものではない。

もっと言えば僕に嫌われて、僕のレッスンで上達したいなんて虫がいい話だ。

 

テニスは、ラケットとボールで心(魂)の鐘を撞(つ)いている。

ランキングに参加しています。 下記バナーをワンクリック…お願いします
にほんブログ村 テニスブログへ

2009年10月15日 (木)

続・『サービスのトスをあげるときの意識』

左手でボールを持っているのは当たり前だけど、

「左腕の上腕」でトスをあげて、「左腕の上腕」で天空を指し、

「左腕の上腕」で右手(ラケット)を振っているわけだ。

 

結果的に「左腕の前腕も左手」も「左腕の上腕」につられて

好い子に言うことを聞いてくれる。

 

プロでも人によって意識を置く場所は違うだろうけれど、

僕はこの意識でトスをあげるようにしたらトスが安定した。

 

ご参考までに。

 

蛇足だけど、軽度のトスイップスにかかり、

あげたボールが呆れるほど頭の後ろになっても、

後ろに下がって歩いて行ってからスイングして

上手にサービスボックスに入れる女性を少なくとも二人知っている

 

つくづく女性の本能には頭が下がる。

ランキングに参加しています。 下記バナーをワンクリック…お願いします
にほんブログ村 テニスブログへ

2009年10月14日 (水)

『サービスのトスをあげるときの意識』

サービスのトスをあげるたんびに、トスが乱れてしまい

眉間(みけん)に皺(しわ)を寄せて

イライライライラしている人も多いことだろう。

 

以前、僕もサービスに悩みを抱えていた頃、

師匠のピート様(サンプラス)のビデオを何度も何度も見て

研究した(なつかしいなー)

 

僕は、ピート様がトスをあげる時は、

「ボールを左手からリリースする位置が目の高さの辺りだ」

と気付き、見倣ってそれを意識した。

 

しかし、残念ながら、それではトスが安定しなかった。

 

結局、目の高さでボールをリリースしようとすると、

ボールを持っている左手に意識が集中しすぎてしまい、

良い結果にはならなかった(指先にボールが引っ掛かって

変な回転がかかってしまったりして)

 

現在は、どこに意識しているかというと、

左手でもなくて、左腕の前腕(腕の肘から手首までの部分)

でもなくて、左腕の上腕(腕の肘から肩までの部分)に意識を置いている。

                   つづく。

ランキングに参加しています。 下記バナーをワンクリック…お願いします
にほんブログ村 テニスブログへ

2009年10月13日 (火)

『YIPS(イップス)-最終回-』

師匠が推薦した本を読んだけれど、

どうしたらイップスが治るか解明されていないようだ

(靴の中に電子チップが埋め込まれた振動する中敷を入れたり、

脳に電極を埋め込んで治療する方法もあるらしい。

でも、誰もそれはしない。

結局のところ試合ができるようになるためだけに

そこまでして治療しようとは思わないからだ)。

 

望みは、イップスが治る場合も多いこと。

ニューヨーク・ヤンキースのスーパースター、“A・ロッド”

ことアレックス・ロドリゲス(3塁手)も

2006年に3塁から1塁へのスローイングイップスになってしまい、

悪送球を繰り返し、松井(ヤンキース)ファンの僕を

イライラさせた。面白いのは、難しいゴロをさばいて

バランスを崩しつつランニング・スローするなら

正確に送球できて、時間的に余裕があって

簡単なゴロの送球になるとしくじるのである。

幸い現在は克服している。

 

まだまだ、僕にとって『イップス』について考えることは

大きな課題のひとつである。

僕もいつか、球出しイップスにかかり

コーチとして使い物にならなくなって

商売あがったりになる日が来るのだろうか・・・・。

世の中には、『ガングリオン』だったり『イップス』だったり、

何とも強くて恐ろしくて怖そうな病魔が潜んでいる。

おしまい。

ランキングに参加しています。 下記バナーをワンクリック…お願いします
にほんブログ村 テニスブログへ

2009年10月 9日 (金)

『YIPS(イップス)-第五回-』

どれだけの時間とどれだけのお金を彼女はテニスのために

捧げたのだろうと思うと、さすがに僕も気が遠くなった。

 

そんなある時、タウンテニスに引退したばかりの

コーチ(女性)が入ってきてキャンペーンを張った。

そして、彼女は4年経っても、

フォアを上手くすることができなかった僕に見切りをつけた。

単刀直入に言うと、コーチを替えたわけだ

(まるでシャンプーを替えるみたいに)。

 

正直、ショックだった。

 

だけど、4年間も二人三脚でやって上手くならなかったら

コーチが悪いと思うよな―と潔く諦めた。

無理もない話しだ・・・。

 

運悪く二人は、僕のいる時間にレッスンをすることが多く、

「お願いだから彼女のイップスを治してあげて」

と願う善人の僕と

「俺以外のコーチがイップスを治せるはずがないだろ」

と啖呵(たんか)をきる悪人の僕と

「他のコーチが教えたら治りました」

なんてところを見たくないとイジけている弱虫の僕の3人が、

いつもいっぺんに現れて僕を苦しめた。

そして僕は、

「お前はシャンプーなんだから心は無いんだよ」と自分を慰めた。

目も無いフリをした。

それでも彼女が僕とは違うやり方で練習すると、

ボールが飛ばなくなることを確認して安心してホッとした

(そんな自分が嫌いになった)。

 

結局、そのコーチはテニスコーチを辞めて

他の仕事に就いてしまい、それと同時に彼女も

タウンテニスからいなくなった。

彼女が現在もテニスを続けているかどうか僕は知らない

(知らない方がいいような気がする)。

 

人生は1回切りだから「2人がいなくなった時点の彼女」と

「あのまま僕についてレッスンをし続けていた彼女」を

比べることはできない。答は解らないままの話だ・・・。

 

彼女をそこまで追い詰めた僕の前のコーチを恨んだ

(きっと脇が空くことを許せなかったんだろう。

もしそうでなかったら紐で縛ったりしない筈だ。

善かれと思ってのことだろうけれど)。

 

皮肉な話だ・・・。

つづく。

ランキングに参加しています。 下記バナーをワンクリック…お願いします
にほんブログ村 テニスブログへ

2009年10月 8日 (木)

『YIPS(イップス)-第四回-』

『イップスになりやすい人とは、社交的、陽気、まじめ、

負けん気、闘争心が強い等、度胸がない人でも、臆病な人

でもなく、むしろ社会で通用する立派な人達なのでは

ないでしょうか。』

 

と書いてあった。ふ~ん。

 

その女性は、仕事もバリバリやっているようだったし、

あまりに性格が当てはまっていたので、

僕は彼女に「あなたのフォアはイップスだ」と

悩みに悩んだ挙句、告げないことに決めた

(そーいう性格だから伝えることでマイナスになると判断して)。

 

因に症状は、

「イチ」・「ニイ」・「の」・「サン(スイング)」にしたいのに、

「の」のところや、酷いときは「ニイ」のところで

ラケットが前に出てきて(スイングが始動して)しまうのだ。

そして、出てきてしまったところからもう一度

スイングし直すので、はじめに大きくとったテイクバックが

無いに等しくなってしまい、ボールが遠くに飛ぶ筈もなかった。

 

長い年月の間、彼女のフォアは恐ろしくゆっくりと

(時には停滞して)進歩していった。

少しずつ、少しずつ、ボールは遠くに飛ぶようになっていた。

でも、本人からすれば、「ちっとも善くなってない」と

感じていたのかもしれない。

なぜならば、残念なことに彼女のバックハンドストロークは、

溜め息が出るほど素晴らしかった・・・。

                   つづく。

ランキングに参加しています。 下記バナーをワンクリック…お願いします
にほんブログ村 テニスブログへ

2009年10月 7日 (水)

『YIPS(イップス)-第三回-』

試行錯誤を重ねながらレッスンは続いた・・・・。

 

そんなある時、本屋で身体の本を探していたら

「イップス」について書かれた本

(『イップスの科学』田辺規充著)を見つけた。

「これだ!」と身体の本そっちのけでレジに並んだ。

 

読み漁る僕。

 

その中にショッキングな解説があった。

 

『イップスになると本当に怖いことに、練習すればするほど、

努力すればするほど悪化してしまうのです。』

 

頭をカチワラレル・・・・・。皮肉な話だ。

 

路頭に迷う

(レッスンに来てもらっておきながら

「今日は練習は止めてお茶でも・・・」なんてわけにも

いかないし・・・)。

その本を頼りにレッスンを続けた。

 

それから興味深いもうひとつのことがあった。

つづく。

ランキングに参加しています。 下記バナーをワンクリック…お願いします
にほんブログ村 テニスブログへ

2009年10月 6日 (火)

『YIPS(イップス)-第二回-』

レッスン開始。ギクリとする。

 

バックハンドストローク。GOOD.

フォアハンドストローク。BAD。

 

はじめて眼の当たりにするフォアハンドストロークの「イップス」

(ゴルフのパターやサービスのトス等、

以前からイップスについて関心があった。

それから、ゴルフ番組で元巨人軍の江川卓氏が

ドライバーを打つときのイップスを見て

ショックを受けたこともあった。そのスイングは、

オーソドックスなスイングとはあまりにも掛け離れていた・・・)

 

「どうやって教えたら、こんなになるんだ?」

 

と最初に頭に浮かんだのを今でも鮮明に覚えている

(後になって、胴体と上腕を紐で縛られたこともある

と聞かされてウンザリした。アホか!

そんな頭じゃ他にもロクでもない練習をしていたに違いない)。

 

「イップス」を簡単に説明すると、

ある運動を頻繁に反復しすぎて、支障をきたしたという

事態に陥るおそれがある。

そうなると、運動プログラムが混乱する。

習熟して動作をするつもりで慣れた姿勢をとると、

イップスに侵された身体部位が

痙攣(けいれん)や攣縮(れんしゅく)、震え、硬直を

起こしたり、極端なあるいは異常な向きにねじれてしまったりする。

自分で動かそうとしている筋肉が

指令に従うのを拒む一方で、その近くにある

無関係なたくさんの筋肉が、脳から“ゴー”・サインを

受信してしまうからだ。

こうした状態をジストニア(筋失調症)という。

ゴルファーや音楽家、作家、外科医、美容師、

さらには競売人にもみられるような、

反復動作が原因で生じる痙攣性の運動は、

職業性ジストニアと呼ばれる。

 

あー恐ろしい。

つづく。

ランキングに参加しています。 下記バナーをワンクリック…お願いします
にほんブログ村 テニスブログへ

2009年10月 5日 (月)

『YIPS(イップス)』

僕の指導歴にも暗い過去がある・・・・。

 

師匠が絶賛していたので、久しぶりに脳味噌の本

(『脳の中の身体地図』サンドラ・ブレイクスリー、マシュー・ブレイクスリー著)を読む。

脳も身体の一部なので、脳を知ることは、

僕にとってとても重要だ。そして興味深い。

詳細は本に譲るが、その中に「イップス」について記述されている。

 

僕にも悲しい物語がある・・・。

 

―回想―

 

僕が選手生活を終えて職業コーチになり、無我夢中の頃、

一人の女性がタウンテニスの傍(そば)の有名なスクール

(教えていたプロの卵が紹介してくれた)から、

僕の噂を聞いて現れた。

 

つづく。

ランキングに参加しています。 下記バナーをワンクリック…お願いします
にほんブログ村 テニスブログへ

2009年10月 2日 (金)

続・LOW VOLLEY(ローボレー)

前回の続きです。

 

ミドルボレー(基本)のテイクバックは完成していないものの

(ミドルボレーもローボレーもテイクバックは同じでなければ

理論として未熟だ)、ローボレーの練習の際、

低い球が飛んで来ると、ミドルボレーのときには不十分で

中途半端なテイクバックだったとしても

ローボレーのためには事が足りてしまう

(テイクバックが高く、懐が深くなる)。

ボールの上から下にラケットヘッドが重力で落ちて良いボレーになる。

 

ローボレー(応用)でコツ(感覚)をつかみ、

ミドルボレー(基本)が開眼する。WAO!

そしてミドルボレーが善くなると、

ローボレーはもっと光り輝く

(テイクバックを高く、深くとる勇気が湧くのだろう)。

 

コーチに後脚を深く曲げさせられて

そのせいで前脚ももっと頑張る羽目になり、

必死こいてボレーしても成果が上がらない人は、

よーく参考にして下さい。

 

ローボレーは前脚を頑張って

テイクバックからフィニッシュまでのスイングワークの距離が

長くなるから一番良いボレーになる。

 

応用(ローボレー)から基本(ミドルボレー)が上手くなるので

教えていて面白い。

ランキングに参加しています。 下記バナーをワンクリック…お願いします
にほんブログ村 テニスブログへ

2009年10月 1日 (木)

LOW VOLLEY(ローボレー)

「ローボレーは、繋ぎではない」と前に書いた。

 

地道に「球出練」をしていると、

ミドルボレー(基本)で苦しんでいるのに、

ローボレー(応用)の練習中に開眼することがある

(僕の理論通りなので、僕は驚かないけれど

当の本人は、とてもビックリしている)。

 

解説します。

 

ほとんどの場合、ミドルボレーがままならない原因は

テイクバックした時のラケットヘッドの位置が低く

ラケットを後ろに引いている量が少ないからだ

(余っ程、飛んで来るボールの軌道上にラケット面を

セットしたいんだろう。気持ちはわかるけれど・・・)。

このタイプは、物の見事に僕の球出しに差し込まれるか、

そうでなければ、いいボレーを打ちたいあまり

フォロースルーがついてしまい僕に注意される

(いいボールを打っても褒めてもらえない)。

 

僕のボレー理論に、後脚の膝を深く曲げて頑張るシーンはない

(ハーフボレーを除いて)。

後脚の膝を深く曲げて頑張っていると僕にドヤされるので、

皆で突っ立って練習していると興味深い現象があらわれる。

つづく。

ランキングに参加しています。 下記バナーをワンクリック…お願いします
にほんブログ村 テニスブログへ

« 2009年9月 | トップページ | 2009年11月 »