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2009年8月21日 (金)

続・「大死一番(だいしいちばん)」

前回の続きです。

 

『ようするに、意思は観念に勝てないんですよ。

馬と騎手が敵対関係にあると、

騎手が理想の方向に馬を行かせようとどんなにあがいても、

やはり馬のほうが強い。

うまくやるためには、敵対するのではなく

騎手が馬と仲良くならなければならないわけです。

それと同じで、罪悪感や不安感情、恐怖を抑圧している人に、

理想的な自分になれるようにと暗示をかけても

効果はないんです。それよりも、
不安や恐怖を感じる自分を許し、
受け入れてやるという暗示をかけたほうが効果的
なんです。

そして、それを積み重ねることによって、自己を放り投げてしまう。

言葉を換えれば、自分を掴みにいくのではなくて

自分自身を殺してしまうわけです。

これを“大死一番”と言いますが、

なぜならまず自分の中で死ななければ

外の世界で死ぬことがあるからです。』

 

つづく。

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