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2009年4月20日 (月)

第一回テニス会議(第二話)

四方八方から浴びせられる
容赦ない言葉の暴力に

ストレスの溜まった僕の口から

「みなさんの理論は、
プロの選手や運動能力の高い人なら
機能するけど
日本にテニスを
文化として根付かせたいなら
万人向きの理路を
構築した方がいいんじゃないんですか。
たくさん足を動かせない人もいるわけだし…。」

と漏れると
重鎮の一人が机を叩いた。

「君みたいに何も解ってない人間に
勝手なことばかり言われては困る。
少し黙っててくれ。」

と耐え兼ねたらしく
憤懣(ふんまん)を打(ぶ)ちまけた。

「…………。」

しばしの静寂が流れた後、
堪(たま)り兼ねて
腹を決めた僕は

「最後に言わせて下さい。」

と司会者に目で合図した。

司会者は「どうぞ」と促した。

つづく。

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