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2009年4月

2009年4月30日 (木)

カミナリ

育成クラスの
最後の締めの挨拶で
言い訳がましい中学生三人に
僕の雷が久しぶりに落ちた。

近頃、
プラス(正)のオーラでの言い訳なら
まだしも、
マイナス(負)オーラでの言い訳で
空気を乱すケースが目立ち
ストレスが溜まっていたからだ。

「今あるものでBESTを尽くす」
ことが大切だということを
子供達には解ってほしい。

毎日のようにテニスをしていれば、
頭やお腹が痛い日もあるだろう。
どこかを故障して
思う様に体が動かないこともあるだろう。
だからといって
マイナス(負)になってはいけない。
自分の練習前の準備不足をいいことに
マイナス(負)のオーラで言い訳しているのは言語道断だ。

マイナス(負)の要因があっても
今あるもので
BESTを尽くそうとする
「心」があれば、
マイナス(負)のオーラが
「体」から発することはないだろう。

嫌だったら
ラケットバックを担いで帰ればいい。
テニスは
人様に迷惑をかけてまでするものではない。

どこか痛いなら
どこか痛い
今の自分を受け容れて
その日のBESTを尽くす。
用事かなんかで準備不足だったら
準備不足の
今の自分を受け容れて
その日のBESTを尽くす。
ただそれだけだ。

子供達には
変われるチャンスがまだまだあって
未来は明るい。
大人になっても
言い訳ばかりしている人は、
相手に低く見られているか、
友達が少ないか、
酒の肴にされて
陰口を叩かれているのがオチだろう…

平馬火山爆発の巻でした。

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2009年4月28日 (火)

『AIR・K』の反対

右利きの場合、

フォアハンドストロークのテイクバックを完了して

右脚一本で立って

左脚を宙に浮かしダラッと伸ばしておく。

 

これで準備OK.

 

伸ばしていた左脚を曲げる

(左脚の大腿部(ふともも)が

身体と九〇度になるまで左膝を上げる。

下腿(ふくらはぎ)は膝から鉛直(垂直)に垂れ下がる)

と同時にスイングする。

 

ただ、これだけ(『AIRK』の反対だね)。

 

このテクニックが内部意識に宿ると

ベースラインに突き刺さるボールを

『「下がりながら」3/10(火)』を使わずにその場で

フットワークなしで打てるので疲れないで済む

(前回の『AIRK』も同様。

ジャンプして打てないまでも下がらないで打ってみよう)。

 

内部意識に沁みこむまで素振りしよう。

 

SHAPEUP(シェイプアップ)にもなるネ!

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2009年4月27日 (月)

HOW TO 『AIR・K』

右利きの場合、
フォアハンドストロークの
テイクバックを完了して
左脚一本で立って
右脚の太腿部(ふともも)が
身体と九〇度になるまで
右膝を上げる。
下腿(ふくらはぎ)は
膝から鉛直(垂直)に垂れ下がる。

これで準備OK。

曲げていた右脚を空中で蹴りながら
後方に伸ばすと同時にスイングする。
ただ、これだけ
(これだけといってもAIRだけに
ジャンプして空中でやらないといけないけれど・・・。
『AIR・K』みたいに飛べないまでも
このテクニックは
是非みなさんに覚えてほしいので
僕は基本として教える)。

『エアー・へーちゃん』と呼ばれた僕は、
ワンバウンドしたチャンスボールをジャンプして
このテクニックを使って
みんなに喜ばれていたけれど
(ときには、スマッシュでこのテクニックを使い
ダンクスマッシュをした)、
錦織選手の出現で彼は
ノーバウンドのチャンスボールで
難無くそれをやってのけてしまうので
現在ではすっかり『AIR・K』となって
お株を奪われてしまった
(バックハンドは右脚一本で立って
逆に考えてやってみよう。
両手打ちの人は簡単だね)。

『AIR・K』の真似をしようとして
間違えて後脚の右脚でジャンプして失敗する人は
滑稽に映る・・・。

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2009年4月24日 (金)

第一回テニス会議(最終回)

「みなさんにお聞きしたいんですが、
 フォアボレーは、テイクバックをとらずに
 フォロースルーをつけてといっておいて
 バックボレーは、違う打ち方になるわけですよね。
 バックボレーでそんな打ち方をしていたら
 十中八九テニスエルボーになるだろうし・・・。

 そして今度はボレーボレーになると
 フォロースルーはつけなくなったりするわけですよね。
 フォロースルーをつけてる時間はないだろうし・・・。
 いくらなんでも理路が場面場面で
 コロコロ変わりすぎなんじゃないんですかね。

 それから馬鹿の一つ覚えで
 ボレーは振ってはいけない、振ってはいけないって言うけれど
 そのボレーを採用している人の狙った所は
 僕には打つ前から判りますよ。
 進路変更するとき体の向きが変わるからバレバレですからね。
 ボールが弾んだ後も伸びてこないし・・・。

 そんなことじゃ世界に通用する選手なんか育たないですよ。
 ストロークのテーマで話した時も、
 みなさんスイングは下から上にスピン、スピンで
 満場一致でしたけど
 フラットでレーザービームを打てるような選手が
 出てこなければ、世界で活躍する選手は
 錦織君みたいに幼少の頃から
 アメリカ留学させるしか手がないじゃないですか。
 
 イチローやゴジラみたいに日本で育って
 世界に羽ばたいてほしくないんですか。
 もっとしっかりしたテニス理論を構築しないと・・・・。」

そこまで言って僕はまわりを見渡した。
司会者を除いて会場の誰一人も
名も無い僕の話を聞いている人間はいないようだった。
みんな遠くの方を見ている。

僕は席を立ち司会者に深く頭を下げて部屋を出て行った。
出て行こうとする姿を見るみんなの安堵感が
刃となって僕の背中を突き刺した。

おわり。

注)この物語はフィクションです。
 このような会議は実在しません。

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2009年4月23日 (木)

縦振り(サービス・スマッシュ)の模型(モデル)

縦振り(サービス・スマッシュ)
模型(モデル)です(右利きの場合)

1・伸ばした左腕と右腕の肘で持った感覚の
ラケットヘッドの先端が天空を指す(テイクバック完了)

2・天空を指して伸ばしていた左腕が
打ちたい方向を向くまで
(伸ばした左腕が地面と平行になるまで)
移動すると同時にラケットヘッドの先端も同様に
打ちたい方向を向く
(ラケットが地面と平行になるまで移動する)。
背中から見ると頭のうしろのきたラケットと
右腕でカタカナの「コ」の形になる。

3・地面と平行になっている伸ばした左腕をたたみながら
臍(へそ)の前辺りに移動すると同時に
ラケットのグリップエンドが打ちたい方向を向く
(ラケットが地面と平行になる)。
その際、途中にラケットヘッドが
地面を指すシーンがあるけれど
脱力していると自然にヘッドが落ちてなる形なので
イメージしないでいい(次回解説予定)。

4・ここまできたら発射体勢が完了している(整っている)ので
あとは勝手にフィニッシュまでラケットヘッドが
振られてしまう(フィニッシュ完了)。

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2009年4月22日 (水)

ボレーでフォロースルーがついてしまう場合

ボレーは、正しく振る
テイクバックをとってフォロースルーをつけない
と繰り返し述べた。

だけどボレーは時間的余裕がないから
綺麗事をいってられるシーンが少ない。

ラリーでは、一球目を相手のフォアに
ミドルボレーをさせるべきマナーも無視して
無慈悲に僕の体を目掛けて飛んでくる
(時には喉元に・・・)。

目標がないから僕の体が標的になってしまうのだろう。

フォロースルーがいらないということは
大きく(高く、深く)テイクバックをとって
溜まった力がボールに伝わって
フィニッシュが完了するということ。

でも体の正面にボールが飛んできた場合は、
テイクバックをとれないケースがでてくる。
そのケースだけはテイクバックが小さく(低く、浅く)なり
力を溜められない分をカバーするために
フォロースルーがつく。

その技術がないと「足」を絶えず動かして
体を移動させなければならない
のでしんどくなる。

注)正面でも基本通りテイクバックをとって
フォロースルーをつけないで済む場所もあるし
バックボレーできない場所(右胸)もある。
練習では、「相手のどこでボールを打たせるか」という
高い意識をお互いが持つことが重要だ。

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2009年4月20日 (月)

第一回テニス会議(第二話)

四方八方から浴びせられる
容赦ない言葉の暴力に

ストレスの溜まった僕の口から

「みなさんの理論は、
プロの選手や運動能力の高い人なら
機能するけど
日本にテニスを
文化として根付かせたいなら
万人向きの理路を
構築した方がいいんじゃないんですか。
たくさん足を動かせない人もいるわけだし…。」

と漏れると
重鎮の一人が机を叩いた。

「君みたいに何も解ってない人間に
勝手なことばかり言われては困る。
少し黙っててくれ。」

と耐え兼ねたらしく
憤懣(ふんまん)を打(ぶ)ちまけた。

「…………。」

しばしの静寂が流れた後、
堪(たま)り兼ねて
腹を決めた僕は

「最後に言わせて下さい。」

と司会者に目で合図した。

司会者は「どうぞ」と促した。

つづく。

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2009年4月17日 (金)

第一回テニス会議

場内は
刺刺(とげとげ)しい雰囲気で
殺気立っていた。

地域と密着した
テニススクールを代表して選ばれた僕は、
テニス界の大御所や
重鎮達に
囲まれて詰め寄られていた。

司会者も
みんなの物凄い剣幕に
目の前に映っている
孤立無援の僕の庇(かば)い手に
なることができずに
困惑している。

第一回テニス会議は、
ストロークから
ボレーにテーマが移り

「ボレーは振ってはいけない。
足で打つんだ。」

という大御所達と

「ボレーはテイクバックをとらずに
フォロースルーをつけて。」

という重鎮達の
ふたつの意見に真っぷたつに割れ
平行線をたどっていた。

このままでは
埒(らち)が明かないと感じていた司会者が
流れを変えようと
たまたま僕に意見を求めると

僕のボレー論が
大御所達と重鎮達の耳に届き
空気は一変した。

みんな口にこそしないものの

「あの若僧をつまみだせ」

といわんばかりの空気が
充満していた。

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2009年4月16日 (木)

続・receive(レシーブ)

前回の続編です。

右利きのフォアハンドの場合(バックは逆で考えてね)、
ボールがストライクゾーンのド真ん中にきたら
両足をはがさずに理想のフォームでスイング。
インコースにきたら体軸を目一杯、左側にずらして打つ。
もっと厳しいインコースなら
右足をはがして左足一本で打つ。
アウトコースにきたら体軸を目一杯右側にズラして打つ。
もっと厳しいアウトコースなら
左足をはがして右足一本で打つ。
アウトコースを外れて(クソ)ボールがきたら
右足でジャンプして左足で着地して打つ
(『「走りながら」3/13(金)』と同じで繋がっている)。

これが理解できていればストロークの際
時間的余裕がなくても考え方は同じなので
慌てることがない。
僕はこの超基本を教えるときに
「同時にレシーブの練習にもなっているんですよ。」
と伝える。
                                          
「超基本」≒「レシーブ」

究極だね。

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2009年4月15日 (水)

receive(レシーブ)

僕は「ストロークとレシーブは違うモノだ」といって
別の理路にしてしまうのが嫌いだ
(「ストロークは得意だけどレシーブは苦手だ」みたいな)。

ストロークが上手い人はレシーブも上手くて(繋がっていて)、
レシーブが上手い(と思ってる)人は、
ストロークが上手くない可能性がある
(別物で考えているから)。
「超基本」≒「レシーブ」
さあ、練習開始。
コーチの球出しの腕の見せ所だ
(球出しが下手だと練習にならない)。

まず、正面向きに肩幅位にスタンスをとる。
フォアとバックを交互に、足裏を地面からはがさない
上体を捻(ひね)っては(肩を入れては)戻し、
捻っては戻す。

僕の針の穴を通す球出ししたボールが
ストライクゾーンのド真ん中にきたら
下半身は正面を向いたまま
バケツの水を撒(ま)くようにハードヒットする。

腰まわりの贅肉が目立つ人には、特にオススメだ
(ツイスト運動になって気持ちがいい)。
つづく。

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2009年4月14日 (火)

魔法(その3)

四の五の言わずに
ストロークで両足を揃えて打ってみる。

球出しされたボールの打ちやすい所に近づいて、
フォアハンドの場合右足を決めて左足を揃える
(左足が先で右足が後に揃うのは応用)。
バックハンドの場合左足を決めて右足を揃える
(右足が先で左足が後に揃うのは応用)。

両足がピッタリ揃ったらブーンと一振り。

OH!NICE SHOT! WAO!

上手に打てた最大の理由(他にもあるけど)は、
両足が揃った後に自然に「スイッチ」が入るから
(嫌でも「スイッチ」が入ってしまう)。

フォアとバックでは、
揃った両足の爪先(踵)の向く方向が全く違うので
いろいろと工夫してみよう。

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2009年4月13日 (月)

オリンピック

浮間公園に向かう出張レッスン移動中の車の中で
T澤さんとオリンピックの話になった。
オリンピックを東京に招致しようと
東京都が頑張っているようだけど
継(つ)ぎ接(は)ぎだらけのオムニコート
不完全なナイター設備ジュニア選手育成に対する
取り組み方や援助の仕方等々、東京都が
オリンピックより先にやることがいくらでもあるよね
という結論になり二人溜め息をついた。

そーいえば、師匠も(師匠が子供の頃の)
一九六四年の東京オリンピック
日本にもたらしたもの
日本から奪い去ったものを考量すると、
日本人は失ったものの方が大きかったのではないかと
悔いていた。
中国の人々が北京オリンピックで失うものは
私たちの想像を超えて巨大なものになるだろうという
師匠の予測が現実にならないことを祈る・・・。

『日本の場合、東京オリンピックで失ったもの、
それは「何となく風通しのよい敗戦国の脱力感」であった。
中国の場合、北京オリンピックで失うであろうもの
それは「貧しさとつきあう知恵」ではないかと思う。』

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2009年4月11日 (土)

「魔法」その2

両手打ちバックハンドの人は、
やったことがないだろうから
(やりたくてもラケットを両手で持っているから仕方ない)
フォアハンドで左手にボールを持って打ってみるといい。
片手打ちバックハンドの人は
左手にボールを持って試してみる。

ほとんどの人は、左手にボールを持って打った方が
良いショット
になる。
普段、余っ程、左腕(手)に力感が無いのだろう。

右腕(手)の力を抜くために左腕(手)に力を入れる。
これが肝腎。

ベテランコーチが左手にボールを3つも4つも持って
ホイホイとレッスンするのは
それ以上の意味がある。
グラフは試合中(サービスゲーム)も
ボールを2個持ってファーストサーブが入ると
左手で余ったボールを1個持ったままプレーしていた

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2009年4月10日 (金)

「魔法」

迷える子羊達のストロークに魔法をかける。

フォアハンド右利きの場合
ラケットを持っていない左手ズボンのポケット
突っ込んでもらう。

普段打っているボール
ポケットに手を入れて打たされたときより良ければ
GOOD(合格
ポケットに手を入れた方が良ければ
BAD(不合格、残念!左腕をちょん切った方が良い。)

ポケットに手を入れて打ったボールが10ならば、
ポケットから手を出したら打ったボールが
12や13にならなければおかしい。
ほとんどの人は7か8に下がってしまう。

ボールは普段より的の傍に集まっているのに
「ポケットに手を入れると打ちづらい」と
文句を言っている人は人格に少々問題がある。

バックハンド片手打ちの人は、
左手をポケットに入れてもらい
フォアハンド同様の考え方。

両手打ちの人は、ラケットを左手に持ち替えて
右手をズボンのポケットに突っ込んでもらう。
左腕だけでもそこそこ上手く打てない人は、
普段左腕を使っていない証拠なので窘め(たしな)める。
「両手打ちは左腕のフォアハンドだ」と指導されて
右腕が死んでいる人も要注意。
あくまで「両手打ち」なんだから
両腕をしっかり使って打ちましょう。

ポケットに左手を突っ込んだ方が上手くなる理由は、
いろいろあってひとつ答えを書いてしまうと
それだけが独り歩きしてしまいそうなのであえて書きません。

えっ!「全部書けばいいだろ!」って。
まーまー、たまには自分で考えてみてね。
またねー。

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2009年4月 9日 (木)

続々・「頸反射」

縦振り(サーブ・スマッシュ)
インパクトの瞬間に両眼でボールを見るべきかどうか?
プロの選手もインパクトの瞬間を
両眼でしっかり見ている選手とまるで見ていない選手に
はっきり分かれる。
師匠のピート様(サンプラス)は、
これでもかと言わんばかりにマジマジとボールを凝視していた。
因に僕も見ている。

僕の見解。

プロでボールを見ていないビッグサーバー
いくらでもいるけれど、
連中は幼少の頃から来る日も来る日も
「頸反射」を使いまくり
で猛練習を積み重ね
現在に至っている(体が感覚で覚えている)。
大人の皆さんは真似しないほうがいいだろう
(彼らがしてきたような練習量(時間)は
期待できないだろうし・・・。
僕はボールを見ていなくても
ミスヒットしない人には注意しない)。
そうすると「頸反射」した後も
両眼でボールを見ている人がBEST
ということになる。
僕はインパクトの瞬間
左側の頬(ほほ)でカベをつくっているように意識している
(完全ではないが、左側の頬とラケットの面が
インパクトの瞬間に重なるイメージ。
微妙にズレている)。
生徒さんは、欲に勝てず煩悩に屈し
打ちたい場所を見てしまう
ので
ラケットの先っぽにあたりフレームショットになったり
先端のガット(張り替えて新品だろうと)を切ってしまい
おこづかいを減らすことになる・・・。あー勿体無い。

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2009年4月 8日 (水)

続・「頸反射」

縦振り(サーブ・スマッシュ)で
ボールのスピードを上げたいのならば、
腕を思いっきり速くスイングする前に
まず頭を先に回転させる
頭部のリードをきっかけに鋭くボディースピンする)。

いいピッチャーは、投げ終わったあとよく帽子が飛ぶ
顔は正面(キャッチャーミット)を向いていない
いいキャッチャーが盗塁を阻止するときは
帽子の代わりにマスクがズレる
イチローが捕殺で外野からレーザービームするときも
顔はあらぬ方向を向いている

頭を振ってダブルフォルト(暴投)を続ける息子に
「頭を振るからダメなんだ!」
と叱る素人のパパに注意してほしい。
頭を振ってミスを繰り返す(だらしがなく見える)子供達に
僕が何も注意しないのは無能だからではありません(たぶん)。

子供はまだ体力も知力も発達していないので
ボールを速く強く飛ばすために
本能的に頸反射を使ったり
身体(体軸)を弓なりにして打ったりする。

大人が概念的に考えたら
「頭を振らない」とか「軸は真っ直ぐに」
みたいになるんだろうけれど

子供の運動能力開発の妨げはしないでほしい・・・。

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2009年4月 7日 (火)

「頸反射(けいはんしゃ)」

縦振り(サーブ・スマッシュ)で
ボールのスピードを上げたいのならば、
腕を思いっきり速くスイングする前に
まずやらなければならないことがある。

「頸反射(けいはんしゃ)」とは?

『頭部を体幹(胴体)に対しある一定の位置を取った際に、
反射的に四肢(しし)の骨格筋に発現する筋緊張の変化を
「頸反射(生理学用語)」という。
簡単に言えば、頭の向きを変えることで、
首の周辺にある筋肉が
引っ張られたり緩んだりするため、
反射的に手足が曲がったり伸びたりしてしまう

現象のことである。』

例えば、ネコを逆さまにして高々と持ち上げ
落としてみると、当然、脚から着地するために
身体を反転するけれど、まず頭を先に回転させる。
フィギアスケートやバレエのダンサーも同様で
身体をスピンさせるために頭部のリードをきっかけに
鋭くボディースピンしている。

郷ひろみは、このテクニックを使ったあと叫ぶ。
「ジャパン!!」
つづく。

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2009年4月 6日 (月)

昔 話(最終話)

『人の知的な深みは、
その人が抱え込んだ葛藤の深さと相関する。
一言「きれいごと」を言うごとに、
「お前にそんなことを言う資格があるのか?」
とただちにそれを否定するような声が聞こえるという
人格統合の不調は、
結果的に「きれいごと」をさらに論理的に洗練させ
「否定の声」の批評性をさらに鋭利なものにする。』

師匠の卓見に辿り着くまでに
ずいぶん長い前置き(昔話)になってしまった。


若さゆえに思慮が浅く
チンプンカンプンなことをしていた僕を
どうかお許し下さい。

そして、それを信じて僕についてきてくれたみなさん
本当にありがとう

(ベルトコンベアーの上の商品だなんていってごめんなさい)。
「あの頃の僕」と「現在の僕」は
比べたくもないほど変わりました。
おしまい。

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2009年4月 4日 (土)

昔 話(第五話)

貝になって技術論を悩み続けている間
僕のテニスの腕前の向上とともに
現在の僕の技術論の原型は構築されていった。

現在の僕があるのは、
その沈黙していた数年間の御陰といっても過言ではない。
たしか25、6歳の頃になると
フルモデルチェンジ完了してNEW平馬コーチになっていた。

生徒さんのためを想ってやったこととはいえ、
トンチンカンな理路を吐いてしまったことを思い出すと
赤面してしまふ。
僕の身にあの時と同じような晴天の霹靂(へきれき)が
また起こらないように祈っている。

つづく…。

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2009年4月 3日 (金)

昔 話(第四話)

「私は貝になります。」

その日から僕は貝になってしまった。
それからというもの二、三年間は、
何も教えない(教えられない)コーチになった。

それは現在の僕が多くを語らない(教えない)コーチで
あるのとは種類がまったく違う。
それでもレッスンをやめるわけにいかない…。

そこで追い詰められた平馬コーチ大変身!
技術論を何も教えないと誓った僕は、
鬼の振り回しコーチになった。

みんなに
「テニスをやったー。いい汗かいたし気持ちいいね。
テニスってたのしいなー。」と
運動量で満足感を味わってもらう手段にでたわけだ。

現在のレッスンでみんなが
じっとしてじっくりと進行していくのと対照的に
絶えず走り回っている。
まるで高速ベルトコンベアーにのっている商品みたいに。

そのたんびに僕は心の中で

「みんなよく僕のレッスンをやめないでついてきてくれてるなー。
普通で考えたら怒りだしてこなくなるよー。」

と呟いていた。
何故か人気のある僕でした。

つづく…。

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2009年4月 2日 (木)

昔 話(第三話)

数日後、嘘つきへーちゃんは
自分の練習中、

「ハッハッハッハッハッ。
これだ!サーブの真髄見付けたり。」

とコート上で一人ほくそ笑んでいた。
練習後のレッスン中、やっと見付けた答を
生徒さんに伝えようと熱弁する。
これでみんなも開眼するだろう。

次の日、

「これからは僕の薔薇色のテニス人生のはじまりで
スター街道を歩んでいくことになるだろう。」

と肩で風を切って練習コートに到着。
あら、大変。
昨日できた事が今日はできない。
ニセモノだったんだ…。

マズイ。
みんなに伝えた事は間違っている。大嘘だ。
イソップの狼少年レベルだ…。
へーちゃんおっちょこちょい。

つづく…。

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2009年4月 1日 (水)

昔 話(第二話)

あの日のことは眼を閉じれば
鮮明にビジュアルとして
まぶたに焼き付いていて
一生消えることがないだろう。

ある日のレッスン風景…。

コーチの僕は、生徒さんに僕の華麗なボレー
(他のショットは、とても人様にデモできる
ものではなかったけれど
ボレーはだいぶマシに整備されていた)
を見てもらおうとアシスタントコーチに
球出ししてもらいデモンストレーション。

「みなさーん、ボレーはラケットを両眼で見える所に用意して、
そこから足で打つんですよー。」

と一席ぶって
何球か気持ちよーくなって打っていると
電気が体中に走り
最後に僕の心を突き刺した。

「チョット待って。
オレのボレーって
ラケットを頭の後ろまで引いてるんじゃない!
オイオイオイオイオイ、オマエは、
言ってる事とやってる事が違うよ―!」

と指導している僕を
ケチョンケチョンに小馬鹿にしている
もう一人の僕がでてきた…。

その頃の僕は、現在の僕の理論の面影もなく
完全に今も蔓延(はびこ)る
テニス界の風潮に洗脳されている。

つづく…。

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