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2008年12月

2008年12月31日 (水)

続・オススメ

「素振り」をしても、
そのフォームが間違ったフォームだと
悪いフォームを摺(す)り込んでいるだけになるので、
やらない方がましだ。
ラケットをビュンビュン振って素振りするより
鏡の前で丁寧に型をチェックしながらやった方がいい
(たとえ他人にナルシストと思われようと…)。


やっぱり「素振り」もいいけど「壁打ち」がオススメだ。
どうやって打つと
ボールがどのように飛ぶかを知ることが大切だ(打球感も含めて)。

言うまでもないけど「壁コーチ」は「平馬コーチ」より強い。

注)「壁打ち」の音で、テニスの上手、下手は勿論、
その人の性格まで判る。

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2008年12月30日 (火)

オススメ

ラケットを置いて
両手を後ろで組んで

(もしくは両手をズボンのポケットに入れて)
ストロークのイメージで素振りしてみよう。

もし下半身に力感が何も残らなかったら
上半身にたよって力任せに打っている人か
力強い球が打てない人だろう。

下半身に力感が残ったとしても、
下半身全体が踏ん張っているとしたら
ガソリンを食う燃費の悪いフォームだろう。


極端に言うと
僕には「骨盤」だけに力感(意識)がある。

骨盤を
「閉じたり」
「開いたり」
「ずらしたり」
「前傾したり」
「後傾したり」
いろいろと忙しい。

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2008年12月29日 (月)

Sちゃん‘s  dilemma(ジレンマ)

フォアハンド・ストロークが、
スーパーグリグリワイパーマンからフラット・ドライバー
変貌を遂げつつあるSちゃんの悩み。
僕がラケットを持っている右腕を
放っておくようにアドバイス
すると
*     右腕を放っておくとラケットヘッドの重さで
ヘッドが右手より下に落ちてしまう
(昔と変わらないことになる)。
*     ヘッドが落ちないように意識すると
右腕がガチガチになり力む(手打ちになる)。

コマッタ。「Sちゃん‘s dilemma」だ。

ヘッドが落ちて
下から上に振ってフラットに当たれば
結果はホームラン。

フラットボールを打つためには、
右腕を放っておいても
ラケットヘッドが右手より下に落ちないように
訓練するしかない。
何度も言うけど、
ラケットを肘で持っている感覚が大切だ。

ここからは余談。
いつも通り、レッスン最後に1SET MATCH
大事なポイントだったので
僕がアプローチしてネットにつくと
それまでフラットドライブでパスを打っていたSちゃんが
昔の伝家の宝刀の
スーパー・グリグリ・ワイパー・アングルパスを打った。
パチーンと白帯にあたったので
「その打ち方は、オレ様には通用しないから
使っちゃダメだよ!甘いね!もう封印しなよ!」
と思うや否や、なんと白帯の下の方にあたったはずのボールが
駆け上がってきて
僕のコートにまるで生き物のように落ちた。

そして落ちた後も順回転しながら弾んでいた。
恐るべき回転量。恐るべしSちゃん。

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2008年12月27日 (土)

靴辱⇒最後の花道

12月15日、月曜日の夜、
レッスンを終えた帰宅後、ニュースを見ていたら、
イラク人テレビ記者が

「イラク人からの別れのキスだ。イヌめ。」

とブッシュ大統領に目掛けて、
自分の靴を(両方なので2回)投げ付けた。
あまりの見事な避け方「何奴。」
と感嘆してしまった。

モノが飛んで来て避けることにおいて
僕の右に出る者はいないと自負のある僕
(みんなが打った振り急ぎや振り遅れのボールが
猛スピードで僕に襲いかかる)
を唸らせるナイス反応だ。

演説台に隠れて見えないけれど
ブッシュ大統領は咄嗟に巧く膝を抜いたに違いない。
さらに

「事実関係を述べるなら、靴のサイズは10だった。」

とジョークを飛ばす余裕すら見せた。
普段のブッシュ大統領特有の「薄ら笑い」が
「不適な笑み」に感じられ
ブラボー・プレジデントの拍手ものだ。
ダメダメだったブッシュ政権の「最後の花道」に
キリスト様の配慮だったのだろうか?
それとも戦争のためなら
平気で嘘をつくお国柄だけに
自作自演のことだったのだろうか?

Jesus Christ!

追記/後になって人から聞いたんだけど、
   ブッシュ大統領は、学生時代、キャッチャーをやっていたらしい。
   な~るほどね。膝は抜いてないね。

2008年12月26日 (金)

ラケットバック

『「熱い男」12/2(火)』として登場してもらった
M内さんにメールをもらった。

「へーまコーチ、あなたのスピリットは
いつもラケットバックとともに持ち歩いています」


と結んである。泣けるネ。
このメールの中のラケットバックとは
何をかくそう、
石井弥起プロからもらったラケットバック
ネーム入りワッペン付きとかそんなレベルではなく
Y・ISHIIとしっかり太字で刺繍された垂涎モノだ。
トッププロは持ち物もカッコイイ。

弥起君に「生徒さんのだれかにどうぞ。」
と言われたものの、
あまりにカッコイイので
チャッカリ僕が頂戴しちゃおうかと思ったけれど、
そもそも僕はラケバを使う習慣がないので
(出張の時もラケットは、ムキ出しで持ち歩く)
大好きなM内さんに譲り渡した。

M内さんが来る土曜日は、
M内さんのラケバを見付けては
Y、ISHIIと刺繍された所に触れてからコートに入ることが
僕のレッスン出動前のルーティーンの一つに増えた。

僕のスピリットを
いつも弥起君のラケットバックと共に持ち歩いているなんて
元気も勇気も100倍だ。

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2008年12月25日 (木)

脱力(ラケットを持っている腕を放っておく作法)

己の思考回路の全てを、
ラケットを持っている腕と
ラケットの動きだけにもっていったとしたら
間違いなくその人は「手打ち」だろう。
プロが「手打ち」でないのは言うまでもない。
ということは、ラケットを持っている腕以外の部分
(上半身や下半身や頭や片手打ちの場合、ラケットを持っていない腕や手)
に意識をもっていって
ラケットを持っている腕は放っておく

良いスイングになってしまう方法が脱力の極意だ。

ややこしい言い方で申し訳ない。

スイング(ラケットワーク)の形を
意識して作ってしまえば
それはもう「手打ち」だろう。

僕が右腕(ラケット)についてチェックすることがあるとすれば、
ラケットの重みを肘で感じることと、
ラケットヘッドが
通過するラインを描くこと位だ。
僕は、上半身(特に左半身)や下半身(特に骨盤)や
頭と左腕(左手)の動きに
意識を集中することに余念がない。

ラケットを持っている腕以外のどこかを意識したら
無意識に良いスイングになってしまった。

これが 「脱力」だ。

『「究極の質問」10/27(月)』の解答になっただろうか・・。

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2008年12月24日 (水)

クリスマスカード

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はじめまして…
管理人の『黒子』です。
『庭球職人へーまのテニスコーチブログ』のご購読
ありがとうございます。
おかげさまで、5月末にブログを立ち上げさせて頂き、
173の記事をアップし、クリスマスを迎えることが出来ました。
皆様にとって、素敵なクリスマスでありますように…
日頃の感謝の意を込めて。
メリークリスマス

デッド オア アライブ

土B特別クラス、レッスン終了後、
土曜チームのK邨さんにしみじみとした語り口で
なんとも僕が喜びそうなコメントを頂いた

「他のコーチの球出ししたボールは
手元に来た時には死んでいるけれど
平馬コーチの球出ししたボールは
手元に来た時に死んでなくてまだ生きている。
」という。

K邨さんのテニスの腕前は、
上級の上で違いの分かる御方だ。
さらに他のコーチとの違いを指摘してもらい
ほくそ笑んでしまう僕がいる。

「平馬コーチのスマッシュの時の球出しは、
ボールが空中で止まっていてなかなか落ちてこない。

という。

そんなK邨さんに御礼の意味を込めて
「僕がシコタマ球を出すと身体のどこが疲れるかわかりますか?」

と質問すると
「どこだろーなー?わからない。」
と首を横に振ったので
「背中だけなんです。」
と僕が答えると
「なるほどー。やっぱりなー。」
と意味を噛み締めながら頷いていた。

みなさんも激しい練習や試合をした後に
身体の後側
(正面を向いて鏡の前に立って鏡に映らない部分)
だけに疲労が蓄積していたら大したものだ。

ラケットを持っている腕だけが
バリバリに固まっているとしたらまだまだだね。

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2008年12月23日 (火)

草履(ぞうり)とハイヒール

あの不自然なハイヒールは、
ヴェルサイユ宮殿の庭が排泄物だらけだったので
それを踏まないように
爪先立ちの靴ができたといわれていると知った。
8万人以上暮らしているヴェルサイユ宮殿には、
まともなトイレがない・・・。不衛生だ。

江戸時代にあたるころの
フランスやイギリスの川は、排泄物だらけ。
そのころの日本の川では、
白魚の踊り食いをしていたわけで、
完全に糞尿処理はできていた日本。
流石、日本人。

安心して坐禅して腹式呼吸を体得していた日本人
片や、ヨーロッパの都で
ウ○コを踏まないようにハイヒールで爪先立ちしながら
胸式呼吸していたヨーロッパ人

草履が大事で底高シューズも考え物だ
(庭が排泄物だらけだったら
 僕も底高シューズか高下駄を履くだろう。)。

因みに、腰椎
(腰の骨は、5つあって上から下に1番から5番)
の1番に焦点(フォーカス)が集まっているのが西欧人
日本人は腰椎の4番に置いている。

それにしても、日本人でよかった。

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2008年12月22日 (月)

胴長・短足

前回、「短胴長足」にふれたので
日本人らしい身体胴長短足)について書いてみたい。

菜食の日本人は、
食べたものを腸の中に長期間おいておけるから
ヨーロッパ人に比べて
腸も長くなり自ずと胴が長く足が短い。

そんな日本人の身体運用に必要なことは
詰まる所
正座と蹲踞(そんきょ)だ。
それに付け加えると腹式呼吸

今では少なくなった和式便所
しゃがむことと、自然に腹式呼吸になることに役立ったらしい。
幼少時代にそれを培っておけば、
成人してから椅子やダイニングキッチンの生活になっても
腹式呼吸ができる。
子供の頃に憶えないと
呼吸法まで西洋人(胸式呼吸)になってしまう。


マズイね。

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2008年12月17日 (水)

短胴・長足

ある日の我が家のワンシーン。

僕は酒を飲みながら
女房と息子のやりとりを眺めている。

女房 「一番好きな御飯は何?」

息子 「ケンタッキー。」

おいおい、なんてKYな馬鹿息子だ。
そういうときは、ママのこしらえた料理をあげるもんだろ。
まったく『人生のセンス』の欠けらも無い奴だ。
遠目から微笑ましくニヤついている僕

同時に
肉を胃腸(五臓六腑の腑)の中に入れると
文字通り「府」+「肉」で「腐る」
よって肉を食べるなら腸を短くして
なるべく排泄しなければならない。
そこでヨーロッパ人の腸は短くなり
それを納めている胴も短くなり
短胴・長足の体型ができあがった。

ということを息子が知る由もないので
現代っ子に目立つ、
日本人の癖に矢鱈と足の長い体型にならないよう
少し不安になった。
日本人には、日本人らしい(日本人にあった)身体運用がある。

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2008年12月16日 (火)

MEMENTO MORI-死を想え―

金曜日のレッスン前、コート整備をしていたら、
どうやら様子が変だ。
コート目の前の道路に人集(ひとだか)りがある。
行ってみると
胸に住所、名前、電話番号を記入したバッジをつけた女性の老人が倒れている
(持病があるんだろう。既に救急車は呼んだらしい)。
道路では危ないのでコートの外のベンチに
唯一人の男手の僕と生徒さんのT西さんの二人で抱えて運ぶ
(T西さんは力持ちだった)。
随分、時間が経ってから
レッスン中に救急車はサイレンを鳴らして去っていった。

次の土曜日の朝
タウンテニスはもう目の前だというのに
大渋滞にイライラする僕、。
視線を遠くに投げると
大きなトラックが交差点のド真ん中で立ち往生している。
トラックの下には、自転車が巻き込まれて下敷きになっている。
不吉な予感・・・。
即死だったらしい。
アセルね。明日は、我が身だ(加害者としても、被害者としても・・・)。

極め付けは『「MEMENTO MORI」6/26(木)』に書いた通り、
タウンテニスはお寺が運営しているので、
僕は葬儀中の隣で元気にレッスンをしなければいけない立場だ。
マイルね。
この日の葬儀(死亡事故の3時間後になる)は相当の御偉方だろう。
やけにバカデカイ。
明らかにマイクの音量が大きくて
普段と違い故人の名前、性格まで伝わってきて萎えそうになる僕。
メゲルね。

この日の僕は、もうやけっぱち(疲労極限状態+負の連鎖)。
でも、超集中(するしかない)。
「死」を想いながら「生」を生きる。

タウンテニスを運営している妙福寺は日蓮宗。
佐渡にある平馬家も日蓮宗
(日蓮様は、佐渡に流されたことがあるので日蓮宗の人が多いのだろう)。
僕は熱心な仏教徒というわけではないけれど
僕がタウンテニスで働いているのも「意味ある偶然」に思えて、
なんだか泣けてきた。

いまもこうして元気に息をしていることに感謝したい。
最愛の息子が
無事にいい人生を歩んでくれればと祈るばかりだ。

「南無妙法蓮華経」

合掌。

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2008年12月15日 (月)

御人好し

同僚のYちゃんに「御人好しだよね。」と言われる事がある。
自分の性格の悪さは、折り紙付きだと信じている僕も、
何度か言われるうちに
「あー、そうか。オレはおひとよしなんだー。」
と思うまでになった。

話はとぶ。

僕は一年中、ほとんど風邪をひかない。
「バカはカゼをひかない」という。
子供達は、ものを知らないので
頭の悪いバカが、風邪をひかないと思っているから、
頭の悪いバカに向かって
「だからお前はカゼをひかないんだよー。」
と捨て台詞を吐くシーンをみかける。
でも、そうじゃなくて
馬鹿は馬鹿でも御人好しで
他人にそこまでしたら度が過ぎてるんじゃないの?

と思われるような人に向かって
「バカだなー。そこまでしなくてもいいでしょ。」
というような場合に使う「バカ」のことだと
寒々とした御時世だけに気づいてほしい。
(「心」の温かい人は、「体」も温かいので
風邪をひく確率が低い。
体温が低い人は病気になりやすい・・・)。


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2008年12月13日 (土)

SERVICE(サービス)

サービスは、テニスの中で唯一の自家発電のショットだ。
他のショットは、相手の打った球が
ネットの向こうから飛んで来る。
誰が何と言おうと、
テニスの中で一番難しいショットは、サービスだろう
(天性のビックサーバーを除いて。
たぶんこの人達はきっと前世が狩猟民族で、
石か何かを獲物目掛けて投げつけては
見事命中させて生活の糧にしていたんだろう・・・)。

サービスほど、運動連鎖の必要性を感じるショットはない。
地球(地面)から力(パワー)をもらってトスを上げて
肩、肘、手首、手、ラケットヘッドへと力を伝えていく。

サービスは、
今では珍しくなった水銀の体温計を振る様に似ている。
考えてみると僕等が昔、誰からも教わった訳でもないのに
見様見真似で水銀の体温計の温度を下げて
リセットすることができたのは、
僕等のDNAに連綿と繋がっている何かが書き込まれているからだろう。

今の子供達は、水銀の体温計を見たこともないだろうと思うと
残念で仕方ない。
電子体温計で「ピッ」でおしまいだ・・・。
我が家も以前は「ピッ」だけだったけど
「こりゃマズイ」
と息子のために水銀の体温計を用意してある。

体温計を振ったり、歯ブラシに残った水滴を最後に切る様には、
サービスの極意が潜んでいる。

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2008年12月12日 (金)

フォーメーション

僕はレッスン中、ダブルスのフォーメーションについて語らない
(まるでフォーメーションについては何も知らないみたいに)。
忠告するとすれば、
ネット近くにド詰めしている人に
「もっと下がって!」
と言うぐらいだろう
(「もっと前に詰めて!」というコーチが多い中とても対照的だ)。
世の中には、フォーメーションについて語りたがる人が多い
(コーチも生徒も含めて)。

フォーメーション論が好きなコーチが
フォーメーションのことを知りたい人に力説するならば、
何の問題もない。
問題なのは、僕のクラス(レベルを含めて多種多様の人間がいる)で、
僕が何も言わないのをいいことに、
目の前にコーチの僕がいるにもかかわらず
試合中に後ろからギャーギャー指示する人が後を断たないことだ。
コーチ(僕)が、フォーメーションについては全くの無知だから
気を使ってくれているのだろうか?

実際の所、僕はフォーメーションにはあまり興味がない
(生き物のように、ペアや相手や調子の良し悪しによってコロコロ変化するし・・・)。

それでも語りたがる人間が後を断たないのは、
語っている人間が、一般論で「正しいこと」を語っているからだ。
その人達は、決まって「正しいこと」を言い続ける。
御蔭で次から次へとそのタイプの人間が出てくる
(「正しいこと」は、一つしかないので
「正しいこと」を声高に叫ぶ人の替えがいくらでもいるわけだ)。
その人達は、どうして
「正しいこと」が多くの人を(本人にとっても)しばしば不幸にすることに
気付かないのだろう。

様々な人間がゴチャマゼになっているスクールでは
「正しいこと」をするより
僕はみんなに「いいこと」をしてあげたい。
余談になるけれど、
フォーメーションを語る人間が試合中に打つ球はやけに無機質
ネットをはさんでのコミュニケーションが損なわれていて残念だ
受けていて、そのボールはとても味気ない・・・)。

僕のフォーメーション論を聞きたいという人がいるとしたら、
時に「平行陣」や「雁行陣」という言葉の使い方さえも
ままならない僕を許して下さい。
本当に、すまない。

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2008年12月11日 (木)

(不)自然

どんなに良いボールを打っていても
「不自然」に見える人がいる。

いずれ「自然」になるために、
現在は「不自然」なんだろう。

わざわざ「不自然」なことをしなければ「自然」にならない。
動作を意識して動いている間は、
本当の意味の「自然」ではない。
はじめは意識して、
さらにそれを意識しないようにする。

テニスを始めたのが遅かった僕にとって
(幼少時代は、野球少年だった)
無意識で「自然」な動きをする子供を見ると羨ましい。

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2008年12月10日 (水)

金言・格言

「完璧はないということを知っていることがプロ」
だということは重々、承知の上
テニスコートの上では完璧を目指す。

完璧を目指そうとする
僕の気持ちを嘲笑(あざわら)うかのように
思い知る。

「失敗は成功のもと」
以上。

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2008年12月 9日 (火)

外 内(そとうち)

前回の「除夜の鐘」に続き
僕のレッスンメニュー紹介。

昔は、二人に並んでもらい
半面で二人共フォアとバック交互を同時に打ち続けていたものを
(まるで二人がワイパーに見えるみたいに)
それでは芸がないと閃いて、
より試合しているイメージに近づけようと改良して
「外内(そとうち)」と呼んでいるものだ。

内容は、僕から見て左側のフォアサイドの人は
外の球をフォアで
内の球を回り込んで又フォアで打つ。
僕から見て右側のバックサイドの人は
外の球をバックで
内(or更に外)の球をフォアで回り込んで打つ。

1setを10球でやると、
肉体的にも、とても辛いものになる。
球出しする方の腕の見せ所で
左利きの人がいると大変だ
(二人が真ん中でぶつかりそうになる)。

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2008年12月 8日 (月)

除夜の鐘

「除夜の鐘」は、
育成クラスで空気が濁ったり
僕の心に多くの邪念があるとき
緩んだ箍(たが)を締め直すためのメニューで内容は簡単。

二人並んで、
一本打ちでストレートにフォア(バック)を54球。
一息入れてバック(フォア)を54球。
合わせて108球になる。
もしくは、
フォア、バック交互に一人で一気に108球
(二人でやる場合、交代で36球×3set  or 18球×6set or 12球×9set)。

ただ、ひたすら煩悩を消す。

中途半端な気持ちでは、とてもやる気になれない。

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2008年12月 6日 (土)

世界との差

テニスファンにとって、一年の中で全日本WEEKは、
見応えのある興奮覚めやらぬ一週間だ。
全日本と並行して上海でマスターズカップ
(一年間のランキング上位8位までしか出場できない)
も開催している。

心を有明に向けてもよし
心を上海に向けてもよし。

でも毎年、残念ながら最終日の日曜日には、
「世界のテニス」と「日本のテニス」の差を痛感することになる。

全てのショットのボールのスピードと伸び、
コートカバーリングのうまさ、
スケールの大きさ、
空間の使い方、
どれをとっても世界が上回っている
(当たり前だけど・・・・)。

優勝賞金の差
(因に、全日本225万円、マスターズカップ6063万円)
も含めて世界との差を少しでも縮めたい
(昔では考えられなかったけど、
野球は日本人がメジャーリーグで成功しているわけだし)。

当面は、錦織君に日本テニス界を引っ張ってもらうしかなさそうだ。
僕の仕事は、テニス界の底辺を固めること。
自分のできることをしっかりやろう。

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2008年12月 5日 (金)

全日本選手権 決勝

僕がプロを目指した頃は、毎年出場したいと願い、
選手生活の終盤は、一度でいいから出場したい
夢にまで見た全日本選手権の決勝を見る。

今年は、第1シードの添田豪選手(24歳)と
第4シードの伊藤竜馬選手(20歳)の決勝。
ファイナル・セットにもつれこむ
全日本決勝の緊張感漂う重みのある試合だった。

どちらのファンというわけでもないので
(僕が応援していて面識がある石井弥起選手は
3Rで添田選手に負けてしまった。
弥起君にストレートで勝つんだから流石だね)
一(いち)テニスファンとして観戦。

職業柄、テクニカルに見てしまうので
伊藤選手を応援している自分がいる。
理由は、僕の技術論通り
添田選手はフォアよりバックの方が強く、
伊藤選手はバックよりフォアの方が強いので
「世界への可能性」で伊藤選手が上回ったからだ
フォアよりバックの方が際立っていて
世界のトップに君臨したのはヒンギスくらいだ。
ヒンギスも長い間もたなかったし。
以前から全日本のタイトルを取る実力がありながら
もたついてしまった添田選手もそれが原因だろう)。

ファイナル・セット。

攻める伊藤選手と耐える添田選手。
最後は優勝を目の前に両者硬くなって
ミスショット気味なショットもコート深くに入れた添田選手が、
ミスが増えてしまった
(ラケットを投げつけるシーンもでてきて)
伊藤選手の勢いを封じ込めて見事初優勝。
先輩の意地もヒシヒシと伝わって感じられいい涙でした。
Congratulations!

添田選手のフォアハンドストロークと
伊藤選手のサービスには、
まだまだたくさんのノビシロがあるので
強化して世界に羽ばたいてほしい。
二人共、まだまだ若い。

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2008年12月 4日 (木)

伊達選手、全日本選手権、単複優勝に寄せて

ひとまず、全日本選手権、単複優勝おめでとうと同時に、
凄い快挙だと感心する
(ブランクも長かったし僕と同世代だし)。

それは、さて置き…。

最近の僕は、伊達選手のNEWSに冷めている。
理由は、カムバックした当初は

「どの位勝てるのかなー?」

と眺めていたけれど快進撃を見ているうちに

「世界4位」までいった人間ならば、
全日本優勝する位は
「まあー、妥当な線かなー」
と思うようになったからだ

(日本でトップ10以内に入ったことのある
引退した38才位の男子選手が一念発起して

「よし、俺も伊達選手を見習って、もう一度やってやるぜ!」

とカムバックしたら日本で50位から100位くらいまではいけるんだろうと思う。
目安が難しいけど…。
もっと上にいけるかな?
男子の世界は、そんなに甘くないかな?)。

何が言いたいかというと、
伊達選手が全日本のタイトルを手にする位は、
証明する必要がないというか、当然なんだ。

それ程、「世界4位」というのは凄いことだし、
そこまで昇りつめたのが、伊達選手(だけ)ということなんだ。
なんつったって、世界4位ですからね。

僕が心の底から伊達選手に拍手を送るのは、
伊達選手がこれから世界と対峙して
4位までとはいかないまでも
世界の?位まで這い上がって
「やっぱり伊達選手は本当にスゴイネ。」
と思う日まで取って置きたい。


日本で活躍した名選手で、現在は指導に徹している人が

「俺(私)もやってやる(わ)」

とか言い出して生徒をほったらかしにして
眼を光らせることのないように祈る。

ああいうテニス界の盛り上げ方は、
伊達選手だけで十分だと僕は思う。

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2008年12月 3日 (水)

胴体

胴体がドラムカンみたいに太っていて
器用にテニスする人がいる。
よっぽど小手先が器用なのだろう。

腕の使い方も軟らかく撓(しな)っている。
太り過ぎで軸がブレようもなく安定している。
得てして試合が、お強い。

この方達は、テニスというスポーツをしていて
身体がスリムにならないことに
違和感はないのだろうか?
(単なる食べ過ぎなら仕方ないのだけれど・・・。)

どうしてラケットを持っている
腕の使い方だけ素晴らしく
胴体を使っていない(死んでいる)
ことに
気がつかないんだろうか?

ここからがポイント。
腕(手)の使い方は千差万別だけど、
胴体の動き方は、たったの3種類しかない。
胴体が死んでいて腕(手)が不器用な人は、
ドアを静かに閉められない。
胴体の使い方が上手く、
腕(手)も器用ならばこれに越したことはない。

Ⅰ 丸める・反る(背中、胸)

Ⅱ 伸ばす・縮める(体側、脇腹)

Ⅲ 捻る(胴体と下半身が逆捻り)


以上。この3つだけ。

ドラムカンにムチ
(大木に蔦(つた))
が生えているようなプレーヤーは、
特に参考にしてほしい

(スポーツしているのにメタボの心配しているのは、
非常にもったいないので・・・。
胴体が動いている人間のフォームは華麗に映る。
最右翼は、タイガーウッズだね)。


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2008年12月 2日 (火)

熱い男

土曜日の夜、一週間の疲れを洗い流すために
浴びるように酒を呷(あお)る。

本日のお相手は、土曜チームのM内さん。
M内さんは、H大卒のファイナンシャル・プランナーで
年の頃は40代半ば。

熱い男だ。
土曜チームに欠かせない存在で
僕にとってもとても大切な人だ。

僕は、ドラマにもマンガにも縁が無いんだけど
M内さんによると、最近金曜日の夜に
「サラリーマン金太郎」
というドラマがやっているらしい。

どうやらその主人公が決めゼリフで毎回

「サラリーマンをなめんじゃねー!」

と吐くらしく、
それを見るとM内さんは
興奮して夜中眠れなくなると悩んでいる。

何度も言う。熱い男だ。

そんなM内さんの会社の上司は、
俗にいう昔の人間で頭が硬く部下に
「これやっといてくれ」と「できたか?」
を繰り返すワンマン社長らしい。

流石に頭にきたM内さんは

「俺は、電子レンジじゃねーんだよ!」

と吠えてしまったらしく
反省したんだけど、数日後にまた

「俺は、自動販売機じゃねーんだよ!」

とやってしまったらしい。

何度も言う。熱い男だ。

僕も、例えば散々ボレーの正しいスイングを教えたのに
僕の球出すボールが、
いつも同じ所に飛んで来るのをいいことに
自分勝手なスイングでボレーする人に

「俺は、球出しマシーンじゃねーんだよ!」

とブチ切れないように注意しようと肝に銘じた。

注)生身の人間を、機械のように扱うのはやめましょう。


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2008年12月 1日 (月)

深い話 partⅡ

久々にkuri様のプライベートレッスン。

レッスン後、kuri様から

「以前は「球出練」を「球出練」としてしか見れなかったけど
試合に出たり、上手な男性と練習したりして
経験を積んだので
アクティブな応用の「球出練」を
試合のイメージをしながらできるようになった。


と感想をもらった。

深い話である。

スバラシイ。 パチ、パチ、パチ。

どれが難しいかという難易度の話ではなく

球出練 < ラリー < 試合

でなければ困る(全ては試合の中に含有されている)。


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