人間の頭は大別すると
三階建て構造になっている。
一番下の頭脳(脳幹)は
昆虫とか爬虫類の脳と全く同じで
無条件反射しかすることができない
頭脳で条件付けができない。
だが誤った判断もしない。
昆虫が一億年の淘汰を経て生き残ったのは
自分が生きていくのに
都合のいい動作しかしなかったからだ。
誤った判断をする頭脳を持っている
昆虫や爬虫類は絶滅してしまった。
その上にあるのが
動物(哺乳類)の頭脳(旧皮質)で
犬や猫と同じ脳だ。
旧皮質には
五感をイメージとして処理する判断機能がある。
条件反射回路が備わっていて
条件づけができるから
明るいほうへ行っていいことがあれば
次からは明るいほうへ行こうという判断ができる。
自然淘汰ではなく個体レベルの選択だ。
さらに犬や猫の脳、つまり旧皮質にも
「この人についていけば損はない」
という直感力(第六感)が備わっている。
犬猫の直感力も間違いない。
旧皮質の上にあるのが前頭葉で
自分で因果関係を考える機能がある。
条件づけられることを自分で自覚できるわけだ。
というもの脳幹や旧皮質には
生まれながらにして
ハードとソフトが兼ね備わっているが
新皮質は生まれたときは
ハードだけで
ソフトがないコンピューターのようなものだから
前頭葉が働くようになるには
「教育」
というソフトが必要不可欠になる。
つまり生まれてからの
「教育」によって因果関係を考えるわけで、
たとえば
「自分はマインドコントロールされているな」
と判断できるようになる。
だから人間の頭の中には
無条件反射とか直感力の司令部の他に
もう一つの司令部が存在するのだ。
前頭葉は
ときとして誤った判断をする。
たとえば腐った食物を食べるとき
犬猫と同じ直感力を働かせれば
これはおかしいと勘が働く。
ところがなまじ前頭葉を使うと
賞味期限内だから大丈夫だろうとか
厚生労働省認可済みだからといった
理屈倒れの判断をしてしまう。
口ではまずい、おかしいと思っていても
前頭葉が大丈夫だと判断をして食べてしまう。
本来、前頭葉の判断は決め手にはならないものである。
前頭葉はまだ淘汰の途中で
まだまだ完成品ではない。
完成品ではないのだから
何かを判断するときは
犬猫的直感力と併用したほうがいい。
人間には
昆虫や犬猫と同じ頭脳も備わっているのだから
直感力も持っている。
前頭葉のスイッチを切って暮らしていれば
間違った判断をすることもなく暮らせる。
普通の生活では、
前頭葉のスイッチを切って
犬猫になっているほうが
失敗が少なくなるし
危険も察知できる。
師匠がいうとおり、これが僕の信条だ。
一階(脳幹)、二階(旧皮質)、三階(新皮質、前頭葉)
をより堅固にしたい。
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