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2008年9月

2008年9月30日 (火)

僕が大好きなK谷さん

K谷さんはタクシードライバー。
土B特別クラスの「顔」だ。

僕がK谷さんを大好きな理由は、
なんつったって、
11時10分から始まるレッスンに
なんと睡眠2,3時間でやってきて

(金曜日の夜は書き入れ時で
ずっとタクシーを走らせているので
仕事を終えて仮眠をとってから現れる)

情熱たっぷりのプレーをしてくれるからだ。

プレー以外の素行は
あまり褒められたものではなく、
コート上で無意味な奇声を発するは、
助平な行動をとるは、
自分がミスすると
次の人の順番など御構い無しに
その場で素振りを始めて迷惑をかける。

それでも僕がK谷さんを好きでいられるのは
2,3時間睡眠でも
熱いプレーするのもさることながら、
50歳を過ぎても
錦織圭選手のマネをして
フォアハンドでジャンプしながら打ちまくる無邪気さ

次の週には

「『AIR・K』のマネをしすぎて膝が痛い。」

とお茶目な一面があるからだろう。

ジャンピングジャックナイフが成功しなくても
少々素行が悪くても
そんなK谷さんが大好きだ。

日本中にK谷さんみたいに

(例えば、K山さんとかK太君)

自分のことを
『AIR・K』
と言って盛り上がっている
テニスファンがいると思うと嬉しくなる。

以前僕は、
同じく土Bの「顔」だった
(現在はドイツに居る)
N山夫妻に、

僕が飛ぶ度に

『AIR・へーちゃん』

と呼ばれていたので、
すっかり錦織君に称号を奪われて残念だ。

僕の中では
『AIR・K』の「K」は
K谷さんだ。

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2008年9月29日 (月)

(子供達の)夢

神の御告げか知らないけれど
レッスン中、
必死に球出ししている僕の手が止まり
何故かみんなに

「将来の夢は何?」

と質問する僕がいた。

その日の育成予備校は9人参加。

テニス選手と答えたのが3人(K太、N奈、Y)。
野球選手が1人(Y汰)。
パイロットが1人(M里)。
映画監督が1人(T郎)。
保育士が1人(S季)。

8人はどれも子供らしく目を輝かせて安心。

変わり種が1人(Y喜)。
Y喜の口から

「何でもいい。」

アングリ。

「何でもいいことはないだろう!」

と必死に迫る僕に対して

窮したY喜は

「普通の会社員。」

と答えたので又々アングリ。

レッスン後、
お母さんにその話をすると

「ピアノが弾けるサラリーマンになりたいみたいです。」

と告げられ
そこまでリアルなら
それはそれで面白いと思った。

その日の僕はY喜に

「日本で一番テニスが上手なサラリーマンになれ!」

と発破(はっぱ)をかけ続けたのは言うまでもない……。

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2008年9月27日 (土)

土台(のつくり方)

勘違いしている人が多いので少々解説。

土台(下半身)は、
何事にも大事なのは言うまでのない。

でも、その肝腎の
土台のつくり方が
間違っていては元も子もない

(相撲みたいに
どっしりしている方がいい
と思っている人が多い)。

イメージを変えてみよう。

「補助あり自転車」

「補助なし自転車」

どちらが機能に優れているか?

(何でみんなは補助輪をとるのか?
補助輪があった方が
安定してよさそうだけど
そういうものではない。

大人になって
補助ありの方が安定するからといって
補助をとらない人はいない)

不安定の中に
真の安定がある。

バランスは崩れても
バランスがとれていればいい。

ここがポイントだ
(最右翼は、イチローだね)。

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2008年9月26日 (金)

地球温暖化について

夏は暑い

(そんなのあたり前だ。

「暑い。暑い。」

と口にする生徒さんに同調するかしないかで
僕がその人を好きか嫌いかどうかの指標になる)。

それは、さて置き。

今年は、去年の夏と比べるとだいぶ涼しかった。
今年の夏の印象は、
やっぱりゲリラ豪雨
ゲリラ豪雨の御陰で
今年は光化学スモッグ警報が少なく
空気がキレイで
朝、晩は涼しかった。

「ゲリラ豪雨」を取るか?

「光化学スモッグ」を取るか?

(僕は「ゲリラ豪雨」の方がいい)

地球温暖化がやけに叫ばれるけれど
長い目で見れば、
地球にとって温暖化はしょっちゅうあること

温暖化してしまうと困る人達がいるだけのことらしい

(師匠二人が言っているのでおそらく間違いない。
温暖化して困るのは
西欧の現在栄えている所だけ。
温暖化すれば、文明の栄える場所が移動する。
それだけのことだ。
日本の国民は平均してまったく困らないらしい。
メディアに騙されてはいけない)。

僕は、からきし科学に弱いけれど、
出張先(舎人公園)で見た雷は
ヘタな花火よりもとても美しく

アートしていた(放電?)。

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2008年9月25日 (木)

指導法(誘導)

師匠に教わったんだけど
「技」を上達させるための指導法
大きく分けて4種類あって

描写誘導、同調誘導、透写誘導、接触誘導

がある。

解説すると

Ⅰ)
言葉を使って的確な指示を与えるのが描写誘導
言い換えれば「動作のコツ」を言葉に置き換える。

Ⅱ)
同調誘導は小難しいことは言わず
「ギュー」とか「ズバッ」とか「パーン」
とか言って
ヘタに説明するより上手くいってしまうような
感覚的なもの
(長嶋さんみたいに……)

Ⅲ)
透写誘導は、眼で見せて眼に焼き付けてから
(デモンストレーションして)
同じ動きをやってもらう。
モノマネでいい
(成功すると生徒は
「イメージがよくなる」
と口にするだろう)。

Ⅳ)
4つの中で1番難しいのが
カラダの部位を触りながら
誘導する接触誘導

余っ程「心」・「技」・「体」に精通していないと
指導者は施術するべきではない
(する指導者が多い)。
細心の注意が必要だ

ヘタに触ると間違いなくヘタになる。
僕もかわいこちゃんがいると
やりたくなる
)。

〇岡〇造様が、
小学生の頃の(渡米前)錦織君に
必要以上に
(むしろ覆い被さるように)
接触誘導していた秘蔵VTRは、
日本テニス界のために封印した方がいいと思う

もしかすると〇造様は
僕と違って
「神の手」
の持ち主かもしれないけれど……
)。

僕は過剰な接触誘導を見ると
蕁麻疹(じんましん)がでる
芸術的な(ウットリするほどの)接触誘導をまだ見たことがない…)。

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2008年9月24日 (水)

アシスタントコーチ

今春の四月から
新しく僕の左腕になって
(育成予備校でコンビを組んでいる)
頑張ってくれている
N村コーチ
(C大学 二年生)が、
予備校のレッスン中に
雨が降ってきて数分経過したころ

唐突に

「ヤバイ!雨が降ると燃えてくる!」

SHOUT(シャウト)したので
N村コーチと僕は
いいコンビになるだろうと自信になった。

12人の子供達みんなが
N村コーチの後を追って
雨が降ると
(なぜか・理由もなく・無性に・やけに・やたらと)
燃えてしまう人間になってほしいと切に願う。

右腕のY沢コーチ
(K大学 三年生)は
前日の天気予報が雨で、
予報が外れて晴れてしまうと
ダメージを隠しきれずにいる
ので
少し心配だ。

さっき持ち上げたN村コーチも、
前のクラスの
保育園児達に貶(おとし)められると
予備校の間
テンションの低いままでいる。

4月まで僕の両腕だった
I橋君とM本君(二人ともW大学)に
追い着き追い越す日がくるのを待とう。

優秀だった2人は
新しい人生をうまくやっていることだろう。

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2008年9月22日 (月)

ミスショットの原因は?

ミスショットする

    ↓

そのショットのミスの原因を探る
(普通みなさんもそうしますよね)。

    ↓

ミスの原因が見当たらない場合
(ほとんどはミスしたショットの「技」量のなさが原因だけど)
ミスしたショットの前の球の打ち方(動き方)
問題があることもある。

    ↓

頭の片隅に置いておいて下さい

(役に立つかもしれないので…)。

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2008年9月20日 (土)

口癖 (番外編)

フレームショットのボレーが
コート上をポロポロ……。
見事な(?)ノータッチエース。

「ショボレーはやめてよ!」

初老の年配の方が上手くローボレー。

「ナイス 老(ロー)ボレー!」

失敗すると

「老いボレー(おいぼれ)」

あー、くだらなー。

impact 座布団、全部 とんなさい sign03 impact

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2008年9月19日 (金)

トッシー  Part2

ハイボレー、ミドルボレー、ローボレー、
ハーフボレー、ドロップボレーの順で
ボレーの基本練習

フォアとバック5球ずつ、
両方やるので10球で1set。

トッシー
5球目のドロップボレー
飛びすぎてしまい
ネットすれすれに置いてある
的の上を
はるかにオーバーして
サービスライン付近まで届き
チャンスボールになってしまったので

すかさず

「相手にチャンスボールをあげてどうするんだ!」

と僕が言うと
アプローチすると)、

4球目までの
内容が良かったトッシーは

「それまでにとっくにエースになって決まってますよ!」

と切り返した
パッシングを放った)。

憎たら可愛いトッシーでした。

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2008年9月18日 (木)

続・サイバーヘルス(の効用)

サイバーヘルス(8/13(水))の反響が大きかったので
僕のカラダの変化を上げてみます。

もう使用して4ヶ月以上経ったので
全ての血が入れ替わっている頃だろう。


この前、指を切って出血した時、なめてみたら
血がキレイになっていた。

嘘です。
ごめんなさいsweat01)。

まず、何より感じるのは
汗がキレイになったこと。

毎年、夏の僕は大量の汗をかき
ベタベタして気持ち悪いので
夜のお風呂以外に
一日に朝から何度も
シャワーを浴びていたけれど…

今年はほとんど浴びないで済むようになった

(だってサラサラと汗をかくので
気持ち悪くならない。
夏だけは
額に汗を垂らし
湿疹ができてしまい
おデコのブツブツが
悩みのタネだったけれど
今年は解消された。

スゴイね)。

それから、
プチ断食で
排泄機能を高めようとしている僕のカラダが
一段と優秀になった。

汚いものはカラダの外に出さないと
カラダがキレイにならない
のは
当たり前だ。

現代医学は
症状をカラダの内に
閉じ込めようとするので要注意。

更に年時代の平均体温が
36.2度だった
僕は、
最近、稀に熱を計ると
35度台の時が多く
自分の体温が36.2度だと信じきっている僕は

「この体温計壊れてるよ」

と言っては
ほとんど体温など計らない
頭のカタイ人間に成り下がっていた。

現在計るとちゃんと36.2度あるので、
サーバーヘルス使用前は
大人になってカラダの機能が低下して
35度台に下がっていたんだろう

(信じてるってコワイね。
子供の頃の体温が戻って良かった。
冷えから病はおきるから)。

まだありますよ。

僕は大酒飲みで
オフの日に太陽が出ているときから
酒を飲むのが何より好きだ。

理由は簡単。

昼から飲むと軽快に酔っ払うからだ。

担当者によると
昼は肝臓が元気なので
酒のまわりが早いらしい

(ものを知らない僕は
精神的なものだと思っていた。
なるほどね。
夜は疲れて
肝臓の機能が低下しているから
あんなに飲んでも
酔うのが遅かった
んだ)。

勘のいい人はもう気付いているでしょう。
サイバーヘルスの御陰で
内臓も絶好調の僕は、
夜飲んでも酒のまわりがよく
明らかに以前の酒量より少なくても
同じ位酔うので
酒代も減り
経済的にもハッピー
になった。

やっぱり健康が一番だね。

THANK YOU! サイバーヘルス。

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2008年9月16日 (火)

慣性モーメント

フィジカルの弱さを懸念する人が多いのを尻目に
錦織君の目を見張る活躍
(全米OPEN BEST16)
は素晴らしかった。

みなさん(とくにカラダの小さい人)も
参考にできることもあるかもしれないので
錦織君の武器・フォアハンドストロークを解説しておきます。

彼のフォアは典型的な慣性モーメント
(回転体の回りにくさの指標。物理学用語)
を小さくして打つタイプ
この技術の御陰で
世界を相手にストローク力で
全然負けずに渡り歩いている。

慣性モーメントを簡単に説明すると
華麗にスケートリンクを舞う
フィギュアスケートを見てのとおり

両手を大きく広げた時の選手はゆっくり回り
(慣性モーメント大)

両手を縮めて回りだすと回転は速くなる
(慣性モーメント小)。

これと同じで錦織君も
腕を上手くたたんで
まるで小さい独楽(コマ)のように
高速でクルッと回転
している。

それほどカラダの大きくない錦織君が
世界と闘うために編み出したのだろう。
技術的に大変素晴らしい。

サービスがテクニカルに向上すれば
ナダルが賞賛するように
トップ10、トップ5入りも夢ではないだろう。

FLY!HIGH!AIR K!

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2008年9月15日 (月)

フォアとバック

意外と分かってない人が多いので
書いておきます。

仮にある一人の人間が、
練習の結果
フォアもバックも
技術的にこれ以上ない程完成したとする。

この場合、フォアとバックが
イーブンで同じ威力になるということはなく
バックよりフォアの方が勝る。

なぜかというと
フォアとバックを分解すると
フォアの方がパーツが多く
上手く制御できるようになると
パーツが多い分
一人の人間のすることなのに
バックよりもフォアの方が優秀な武器になる。

構造上そういうものだ。

経験したと思うけれど
「テニス」の
「テ」の字もわからない初心者の頃は、
みんなフォアが大好きで
(とりあえず力は伝えられるから)、
「テニ」の字が分かる頃になると
バックの方がパーツが少なく
型にはまりやすいので
てんでダメだったバックが簡単だという人が増えて、
「テニス」を理解できてくると
またバックよりも
フォアが上回ってくることからもうなずける

(「テニス」を理解できずに
バックよりフォアが上にいかない人が多いんだけど……。
それ程フォアは、力(パワー)は出るけど難しい。
逆をいうと
フォアが完成したら
バックの方が弱くても
悩むことではない。
これはストローク、ボレーどちらもあてはまる
)。

バックが武器(得意)です!
と誇らしげに語ってる人もよくいるけれど
残念ながらこの宣言は

自分のフォアは、まだまだ整備不良で
技術的に完成されていません!

と宣言していることと等しい。

稀に初心者の頃から
ずっとフォアハンド命で
天性のフォアハンダーがいるけれど
僕はそういう人に

「ヘイ!ジョージ」

と呼びかける

(往年の名プロボクサー、ジョージ・フォアマンから拝借。
くだらなくてすいません)。

「ジョージ」
の中に
「あなたのバックはひどいね。」

という意味も含まれている。

えてして「ジョージ」達は
フォアがスゴすぎるあまり
バックがショボい。
フォアで、地獄を見てきた僕の
ただのひがみなんだけど

(昔の僕は、
バックを誉められるたび
その人の首を絞めてやりたいと思っていた。
バックがショボくてもいいから
本物のフォアを打ちたいと願っていたから…)。

僕のフォアが他のどのショットよりも
信頼できるものになるまで
どれだけの時間と努力を重ねたかと思うと
気が遠くなる。

手前味噌だけど
現在の僕のフォアはとても素晴らしい。

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2008年9月13日 (土)

口癖 PART3

「ボレーの奥義」(6/24(火))
のところで少し触れたけど

ラケットは
「肘(ひじ)」で持つ
ようにする。

実際は
ラケットを
「手」で持っている
のは当たり前だけど

あたかも
「肘」でラケットを持っている
感覚にする。

コンチネンタルグリップ(包丁持ち)で打つ
サービス、スマッシュ、ボレーはもちろん、
ストロークのテイクバックの取り方がどうあれ
(真っ直ぐ引こうが)
「肘」でラケットの重さを感じながら
打っている感覚
になるように
訓練する。

「肘」でラケットの重さを感じられるようになると
肩甲骨が背中の上で
自由に動き回るようになり
ラケットワークの可動範囲が広がり
いいことずくめだ。

「手」で持っている人は
「手打ち」だから
いつまでたっても上達しない。

肩甲骨が
背中の上を浮いているかのように
あらぬ方向に
スライドするようになれば
しめたものだ

(見えないけど・・・・)。

そんな訳で僕は
「ラケットを肘で持って(感じて)」
と連発する。

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2008年9月12日 (金)

口癖 PART2

「心」・「技」・「体」の融合
ボールに表れる

僕が何度となく口にするフレーズだ。

僕が敬愛する
プロゴルフコーチ江連忠氏
「心」・「技」・「体」について、

まず「心」を書き、
その上に重ねて「技」と書き
さらに「体」を重ねます。

書き順は「体・技・心」
でもいいし
「技・心・体」
でもよくて、
できることなら
「心・技・体」を
一瞬にして同じスペースに書きたい


と言った。

ウマイね。

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2008年9月11日 (木)

口癖

ソフトボール決勝で
解説の宇津木妙子元監督

「ボールをよく見て」

と連発していた。

僕も口癖
インパクトを蔑(ないがし)ろにしている人を見ると

「両眼で見て」

「視線を切らない」


と指導する。

でも決して連発はしない。
あくまで塩、胡椒を振る程度に。

野球のバッター(もちろんソフトボールも)も
テニスのストロークとボレーも
プロの写真を見ればわかるとおり
インパクトの瞬間はボールを見ていない

フェデラーは、頭を残してフィニッシュするので
ボールをよく見ていると思う人も多いだろうけれど
そうではなくて
頭を後ろにずらすことで力(パワー)を生み出している)。

プロは高速のボールを見ていない。
球が速すぎて眼が間に合わないから…。

僕は眼(「体」)で
「ボールをよく見て」
というよりは

「心」で
「ボールをよく見て」

というニュアンスを込めて

「両眼で見て」
「視線を切らない」

とちょこっと言う(塩、胡椒を振るみたいに)。

悲願達成目前の宇津木元監督が
悲愴感を漂わせて
重苦しくトーンの低い声で

「ボールをよく見て」

と連発するたび不安になった。

ここからが肝腎
ボールをよく見よう、見ようとする人間には
落とし穴が待っている。

見ようとするあまり
首が緊張してしまう
からだ。

首が緊張すると「体」の機能は全て低下する。

宇津木元監督も
精神面(ボール球に手を出さない)
をいっていると思うけれど……。

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2008年9月10日 (水)

いまを生きる

僕のコート上でのモットー

「現在(いま)を生きる」

まだまだ未熟なので
過去、未来のことに
考えがいってしまいがちだけど
なるべく

「いまを生きる」

ことに努める。

野球(星野JAPAN)の一次リーグ(VSアメリカ)で珍事が起きた。
六回表、田中投手がセンターフライに打ち取って
スリーアウトチェンジと思われたが
日本の選手はベンチへ戻るそぶりをほとんど見せず
次打者に田中投手が一球なげたところで

客席から

「スリーアウトだ!」

の声が……。

すごいね。これほどの集中の仕方は

日の丸の重責を感じずにはいられない。
首脳陣には気付いてほしかったけれど…)。

当然、日本のナインがたまたま魔が差して
みんなでボーッとしてしまい
スリーアウトに気付かなかったわけではない。
みんなが一球、一球に
想像もつかない集中力で
いまを生きた結果だろう。

頭が下がるね、本当に。

プロだからアウトカウントを間違えた行為は
褒められたことではないが

「いまを生きる」

真骨頂を垣間見た気がした。

四位という結果は残念だったけれど
選手の皆様、御疲れ様でした。

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2008年9月 9日 (火)

喉元のナイフ

僕の大好きな(身体感覚に影響をうけたので
200M走の末続慎吾選手
なんと一次予選でいい所なく敗れてしまった。

予想通りメディアの扱い方は厳しいものだった。

末続選手が負けた「失望」を癒やす術もないので、
ためた「苛立ち」をメディアにぶつけてみたい。

それにしても何とかならないものだろうか……。

メダルを取ったばかりの選手に
今後の進退(ロンドン)について
どのチャンネルも執拗に質問責め

末続選手の敗北を見ての通り
メディアは期待した選手の敗北に対してまるで
手を抜かない総攻撃をしかける
準備万端の
「脅し」
という名のナイフ

選手の喉元に突き付けている。

選手にとって
「喉元のナイフ」
は相当のプレッシャーだろう。

にもかかわらず
喉元にナイフを突き付けておきながら
メダルを取った瞬間から

「4年後はどうしますか?」

みたいに狂変する……。

もういい加減にしなよ!

いくらなんでもマナー違反でしょ、これは。

あそこまで
「喉元のナイフ
プレッシャーを与え続けておいて
試合が終わったら
すぐに4年後の話なんて
そりゃないでしょ。
大人になんなさいよ、本当にもう(怒)。

どの選手も
4年後のオリンピックのことなんて
これっぽっちも考えてないだろうし
そんぐらいしないと
世界相手にメダルを取れないでしょ。

喉元にナイフを突き付けたんだとしたら
試合後のことは

しばらくの間そっとしといてあげよーね、

ぐらいのマナーがあってもいいんじゃないの!



「ベンチがアホだから。」

とエモヤンはユニフォームを脱いだけれど
こんなことでは

「メディアがバカだから。」

と4年後を諦める有能な選手が出てこないとも限らない
(どのテレビ局にも
同じ質問をされ
同じ解答を繰り返している姿
を見ると
ありえそうな気がする)。

メダルを取った選手の今後の去就が気になるのもわかるけれど…。

―追記―

末続選手の銅メダル獲得後の競技場でのインタビュー
メダル以上に本当に素晴らしいものでした

試合後にスタンドから

「ロンドン ロンドン」

と連呼する父親を持つ浜口京子選手
どうしてあんなにいい娘に育ったんだろう。

それも気合(気愛)のなせるわざだろうか?

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2008年9月 8日 (月)

余韻

ゴルフ界のスーパースター、
タイガー・ウッズは口にする。

「インパクト後のフォロースルーの余韻(よいん)を楽しむ」と。

インパクトが命だと
知りつくした人間の口からしか
でてこない言葉だ。

フィニッシュの形をやたらと気にすることが多い日本人の指導者には、
わからない世界だろう。

こんなに素敵な表現
あまり聞いたことがない

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2008年9月 6日 (土)

正念場

僕は正念場に立っている。

愛弟子K
出張レッスンのチームリーダーのT澤さん想い
聞いてからというもの
僕の魂熱く燃えたぎっている

愛弟子Kは高校一年生にして
三年生、二年生の上級生を連破して
見事ランキングNO1。

学ぶ姿勢の長けたT澤さんは
メキメキ上達して僕を吃驚させる。

二人に共通した事象が起きている。

外部からの強烈な「批判」にさらされているのだ。

共通項は
「打ちすぎ」「振りすぎ」
(どちらも僕の教え通り。僕にとっては「すぎ」ではない)。

Kはテニス部のコーチ、顧問、先輩から。

T澤さんはいつもダブルスを楽しんでる
僕のレッスンを受けていない同じチームの人達から。

Kは全体練習を中断してまでコーチに
ネチネチ

T澤さんは

「あんなに(強く)打ってちゃ勝てないよ。」

と試合はお強い方達から陰口を
コソコソ

KとT澤さん批判は即、平馬批判になる。
受けて 立とう!
今こそ勝つために全てを注ぐ時だ
(僕は前からそう思っているけれど・・・・)。

Kはこの夏で三年生が抜けたので
再度、二年生と一年生で
ランキングの入れ替え戦がある。

T澤さんは仲間を見返そうと
虎視眈々と目を光らせている。

頭で考えて教条的にプレーしている人達
     VS
僕が身体で体得したテニスを描写して
理論にしたものを受け継いだKとT澤さん

低い山に登っている人に負けたくない。
負けてはいけない勝負がある。


こういう時はバタバタして
結果が悪い方にいってしまいがちだけど
こんな時こそジッとして
自利利他の精神で今を生きるべきだ。

正念場の時こそ
ジッとして
KとT澤さんのために
目の前のボールに集中しようと思う。
結果は後からついてくる。

僕は人生の縮図であるテニスからこれを学んだ。

「コーチにはKといる限られた少ない時間を
濃密にすることしかできないんだよ。
コーチの気持ちはわかってる?」

と僕が聞くと

胸に手を当てながら

「わかってます。コーチ。」

とKは答えた。

きっとT澤さんもわかってくれているにちがいない。

GOOD LUCK

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2008年9月 5日 (金)

電気椅子

金A恒例の
短期集中レッスンの一コマ。

I江さん  「昔、電気椅子ってよくやらされたよね。

みんな   「やった、やった。」

だれか   「それって空気椅子じゃない?

H島さん  「電気椅子じゃ、死んじゃう。死んじゃう。sweat01

みんな    大爆笑

現在では考えられないけれど
僕等の若かった頃は、
ランニングでバテると

「お前、水飲んだだろ!」

とどやす
理不尽な指導者の多かった時代の名残にふれた
最後の世代なんだろうと思わずにいられなかった。

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2008年9月 4日 (木)

「言い訳」

師匠は『心』についてこう喝破した。

『心』=精神三力であると。

精神三力

  • 熱力 ― 情熱(炎)
  • 静力 ― 平静(氷)
  • 鋭力 ― 鋭敏(集中力、分析力、洞察力)

ブラボ―――― sign01みなさん拍手sign03
パチパチパチパチ………。

僕が探していて
何となく感じていた輪郭みたいなものを
師匠はとうの昔に言語にしてしまっていた。
三つのうちどれが欠けてもダメだと。

おかげで僕は
生徒さんに『心』の足りない部分を見つけると
みんなに同じ教え方をしてるにもかかわらず、
やけに上達の遅い生徒さんがいたとしても
大変有難い「言い訳」になるのである
がんばって『技』を教えても
生徒さんを上達させられない自分にイライラしないですむ
)。

みなさんの『心』には
五つ(炎、氷、集中力、分析力、洞察力)のうち
何が欠けていますか?

僕ももっともっと
『心』と『体』に精通したいと切に願う。

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2008年9月 3日 (水)

トッシー

トッシーことT弥は中学一年生。

150cm足らずの身長(小学五年生のK成の方がデカい)から
恐ろしく破壊力のあるストロークを連発する。

野望は『世界征服』

声が小さく、独特の言いまわしの話し方が、
蔓延してみんながT弥のトーキング~~~になってしまう
(間違いなく何かを持っている子だ)。

ある日のワンシーン。

K太とH康
    「コーチ。スピン(タテ回転)をかけ過ぎてるのはどっちですか?」


    「H康だな~。」

K太
    「ほら見ろ―。」

残念そうなH康。それを聞いていた

T弥
    「コーチ。僕のはどうですか?」


    「ビミョ―ですね。」(T弥のマネをしながら)

T弥
    「僕のは、高度なナナメ回転だから難しいんですよ!」

誉めてほしかったらしく
逆ギレしながら
プロでも感じることが難しいことを平気で言ってのける。

その後、ボールの話になって


    「今度の試合で使うボールは何?」

K太  
    「ブリヂストンXT8。あのボール好き!」

H康
    「ヨネックスの方がいいな。」


    「ヨネックスの方が好きならH康はダンロップ・フォートが合うんじゃない。」

T弥
    「ダンロップ・フォルト(……)?


    「そんな名前のボールが売れるはずないだろ。バカ。
      打つたびにダブルフォルトしそうじゃないか!

みんな 大爆笑。

ウィンブルドンがやっていようと
ボールが何であろうと
『世界征服』を目論むT弥には関係なく眼中にない。
御構い無しだ。

そんなT弥の最近のマイブーム
レッスン終了時の僕の締めの挨拶の時に
練習の緊張感の解放からか
タオルを頭からかぶりアゴのところで縛ること。


     「おいコラ!コーチをバカにしてるのか!」

T弥
    「ちがいますよ。こうすると農家の気持ちがわかるんですよ。

と狩猟民族タイプのB型なのに
日本人の心をわかろうとする奥深い男の子でもある。

トッシー。畏るべし……。

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2008年9月 2日 (火)

餅つき

僕は球出し練を極端に言うと「もちつき」だと思っている。

僕がモチをこねて(球を出して)みんながモチをつく(球を打つ)。

おいしいおモチをたくさんつくりたいのに
杵(きね)で臼(うす)をたたいて
おモチに木屑を雑(ま)ぜたり
僕の手を杵でたたいてはいけません。

こねる人とつく人の呼吸(リズム)が合って
うまくいったときのおモチは
何物にもかえがたい。
美味しいよー。


空振りも
フレームショットも
僕にボールをぶつけるのも

僕の心に汗をかかせる……。

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2008年9月 1日 (月)

ちょっと いい話

日曜日の出張レッスン後、
反省会に愛用している居酒屋さんは、
とても温かい「もてなし」をしてくれた後、
なんと僕を家の前まで(約20分位)、
車で店のお母さんが送ってくれる。
それもサービスのイッカンで昔からそうしてきたという
(僕の家までの距離は、お母さんの許容範囲内)。

世の中がこんなに物騒になっても
無精髭に怪しい雰囲気を漂わす僕を善人だと信じて
隣に乗せて幸せそうな
人のいいお母さんの横顔を見ると
世の中もまだまだ捨てたものではないと思ってしまう。

いつも、ありがとう。

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