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2008年7月

2008年7月31日 (木)

僕の文章に「かっこ」が多い理由

ブログを読んでくれた人に
「かっこ」が多いとよく言われる。

僕もそう思う。

理由は簡単。
師匠の多大なる影響をうけているから
一言で言ってしまえば、それだけだ。

師匠二人の対談集に、
二人の原稿に「かっこ」が多いことを
二人が誇りに思っているようにさえ感じる部分があったので
師匠の背中を追って僕もそれに続く
(ただの模倣だとしたら
そんなに「かっこ」は、付けられないだろうから
僕にもその土壌があるのだろう)。

これでおしまいでは、どうかと思うので
少々解説しておきましょう。

「かっこ」が多くなってしまうのは、
「かっこ」の中に
「僕はこう考えているけど、みなさんは、どう解釈しますか?」
投げかけているからで

「オレの言うことを言葉通りに取らないで、
本当は何を言いたいか読み解いてみろ。」


という意味も含んでいる。

因に、太字(色字)は、自分の主張を強調して

「オレはこう言いたいの!」

というマークである。

パソコンでは漢字にルビを付けられないのは残念だ・・・・。

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2008年7月30日 (水)

偶然だろうけれど、
育成と育成予備校が同時に異変を起こした。

どちらのクラスも見るに堪えない代物
(予備校では、阿波踊りの練習のように見えた)
だったスマッシュが完全とはいえないまでも様になってきた。

ヨシヨシ。

武者震いする僕
(育成は予兆あり。予備校は予兆なし。)

これがあるから
(何が起こるか判らないから)
いつも熱い気持ちのまま僕はコートに立っていられるのだろう。

誰でもいいから
誰かが僕の存在を越えていくまで、
どんな困難にも負けないで
熱く生きたいと思う。

僕の小さな夢のひとつは、
テニスの腕前で僕を乗り越えた誰かに

「もう僕のレッスンを受ける必要はないよ。」

と免許皆伝を告げたお返しに

「コーチにテニスでは負けないけど
これからもコーチでいてください。」


と言われて泣かされることだ。

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2008年7月29日 (火)

吐露

練習後、弟子の口から

「試合(ポイント練)を球出練の様にするべきか
ラリーの様にするべきか迷っているんです。」

と漏れるように吐露された。

なかなか、深い悩みだ。

球出練とラリーと試合繋がって
ライトがパッとつくみたいに
閃く日を待とうと思う。

試合は、試合の様にするものだ……。

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2008年7月28日 (月)

ゴジラとイチロー

僕は、熱狂的なゴジラ(松井秀喜)ファンだ。

松井が、星陵高校時代、甲子園で5連続敬遠されても
涼しい顔で一塁まで走っていき、
試合後のインタビューで嫌悪感を露(あらわ)にすると思って見ていたら
監督の指示だからと相手投手をかばっていた。

この時から、僕より年下だけど、
この人についていこうと決めた。
(そんな芸当を成し遂げてしまうのは、
ドカベン(山田太郎)とゴジラ(松井秀喜)の2人しかいないだろう。
僕だったら、ベルトを外しズボンをおろし、
ピッチャーにガンをとばしながら三塁に歩いていったろう。
その上、インタビューでは、
僕の苦労の三年間を返してくれみたいなことを口走っていただろう。
そもそも僕なんか5連続敬遠されないから
徒(いたずら)な空想だけど…)。

松井が打つと
疲れも吹っ飛び、
松井の凡打は
疲れを倍にする。

レッスン中に僕が着ているTシャツは、
「55」番が圧倒的に多い。
それとは真逆に、最近はマシになったけど、
イチローがあまり好きくない。
だからといって
僕がイチローのプレーを全然見ないとかそういう話ではない。
イチローの一挙手一投足を食い入るように見て
自分のものにしようと努める。
アスリートとして尊敬しているから当然だ。

松井には、それプラス何かがあるということだ。
松井ファンとイチローファンは、きれいにわかれる。
どちらも好きという話は、あまり、聞いたことがない。

近しい仲間によくいわれることがある。

「へーまは、イチローにそっくり(性格)なんだよ。
だから、全然、自分に似ていない松井に惹かれるんだよ。」

始めていわれたときは、「そーかな?」と思ったけど、
身体能力、技術等々イチローに比べたら
僕なんかのそれは
1万分の1、60億分の1、1兆分の1位だろうけど、
内面(性格)だけでも
世界一の安打製造機に似ているといわれると
悪い気がしない
(マンザラでもない)。

この間、父の日のお祝いに実家に帰った時、
母親がイチローの特集を見たらしく

「富人、あなたのいっていることはイチローのいっていることとそっくりね。」

と駄目押しされたので

「仲の良い生徒さんによくいわれるよ。
みんなは性格が似ているだけじゃ物足りないらしくて
ヒゲのはえ方まで一緒だっていわれるんだよ。」

と返すと
無精髭が大嫌いなオカンは苦笑いを浮かべた。

LET‘S GO YANKEES!

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2008年7月26日 (土)

OUT or NET

ここで質問です。

みなさんは、ミスをするなら「アウト」する自分
「ネット」する自分のどちらの自分を許せますか?

最近、「ネット」と答える人が現れた
(やけに大量のネットミスをしても平気そうなので合点がいった)。

「アウトしていいからボールを遠くに飛ばして!」
とそれを真理だと疑わず連呼してきた。
改めて考え方の違う人間がいるものだと感心してしまった。

「ネット」と答える人は、本能で答えているのか、頭で考えて答えているのか、
僕にはわからない?

僕の答えは「アウト」です。

僕も人間なので1日に何本かミスをする。
基本的にベースラインを狙っているので
「ネット」が少なく「アウト」になる確率は高い。

それで、いいんだと思う。

ここからは、みなさんにとっては意外に思われるかもしれない話。
矛盾しているようだけど、

ミスの中で僕が一番好きで悦に入るのは、
白帯にあたったネットミス
(ネットの上スレスレを狙っているので)。
ストロークもボレーもサービスも
パチーンと白帯にあたったときは、
悔しさと嬉しさが入り交じる
(ネット中段にボールがつきささった時は、寒気がする…)。

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2008年7月25日 (金)

方程式

球出練 (ハードヒットは不安定。確立低
        
試合  (試合は大好きで負けたくなく真剣。器用
        
     クサいテニス

僕  「みんな今日は何をやりたい?」

H康 「コーチ、○○君と(or誰でもいいから)試合をやりたいです!」

みんな「嫌です!」

T弥 「H康君と試合する以外なら何でもいいです。」

H康 「おい、何でだよー。」

練習開始。

真剣身の足りないH康に、
「試合はやらせないから」と
方程式を使ってネチネチとハッパをかける。

僕  「方程式を覆(くつがえ)してみろよ」

目の色を変えて球出練に取り組み出す。

散々、「ムチ」を使ったので「アメ」を与えて
(唯一人、僕の頼みを聞いてH康と試合をしてくれるK太と)
試合させる。

いい練習(基本+応用)になった。
やれやれ。全く世話が焼けるぜ。

H康が、僕の手のひらの上で転がされなくても、
自ずと真剣に球出練をするようになる頃が楽しみだ。

H康には
・     ボールを飛ばす能力
・     ゲームを組み立てる能力
・     どんな手を使っても(どんなにクサくても)
   ボールをコート内におさめる能力

どれも揃っている。

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2008年7月24日 (木)

球出し練の心得

【その壱】

とにかくシングルコート隅に置いた的を狙うべし

【その弐】

ラケットに当たるボールから的までのボールが飛んでいく弾道を描くべし

【その参】

自分で打ったボールが2バウンドするまで責任を持つべし

―補足―

【その壱】ボールがコートに入ればOKという訳ではなく、
力なくコートの中に入るよりも
的の上を通ってアウトする位の方が良い

(届かないパットは、カップには入らない)

【その弐】理想の弾道を描いている人は体が反応して、
理想の打ち方に体がついてくる

(理想のない人は、どこにも辿り着けない)

【その参】最初にボールが落ちた時点で
次のプレーに気持ちがいってしまう人が多いので
ラリー中には判らない(相手が打ってしまうから)
バウンドした後のボールの弾み方をチェックすると良い

(ワンバウンドでフェンスに突き刺さっていれば何の問題もない)

―総括―

往年の名プロゴルフ選手、
ベン・ホーガンがいっていた言葉を肝に銘ずるべし

「ゴルフ(テニス)は、
とてもシンプルで簡単なスポーツだ。
でも、そう思えるようになるには、
恐ろしく時間がかかるだろう」

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2008年7月23日 (水)

天の配剤

携帯のメールもインターネットも
まるで興味がなく使ったこともない
自称原始人の僕
ケータイは、飼い犬の首輪のように繋がれている)が、
ブログを開くことになった経緯(いきさつ)を記しておきたい。

技術論の解説書(テニスの髄)を
2006年2月に書き終えた僕は、
大手テニス雑誌4社に見てもらおうと
「テニスの髄」
を送ってはみたものの、
どこからも相手にされず終(じま)い。

他に自費出版なりなんなりで
世に生み出そうと思っていたんだけど、
そうこうしているうちに僕の中の虚栄心も薄れ
「テニスの髄」を封印することにした
(本に書いたフレーズが、レッスンで僕の口から出るときに
重みを増して感じられ、それだけで充分だった。
太宰 治が生前、
記者の前で話していた内容と全く同じ内容の記事が、
死後発見されたらしい。
語るより先に、書き記す必要があったんだろう
)。

去年の暮れ、天から僕の目の前にIT秘書
(育成クラスのK也のお父さんで、
ジーコの通訳をしていた鈴木 國弘さんのブログ
「ジーコの素顔」を後ろで操っている)が、舞い降りた。
そして、同僚のYちゃんがWORD秘書を買って出てくれた。

僕は、2人に操られてまるで作家気取り。
「テニスの髄」を世に産み出せると思うと感無量である。

話は飛ぶけれど、
無事にブログも連載開始したし
ウキウキしていたら
出張レッスンで浮間公園に向かう車内で
T澤さんとS本さんが
ブログ(両手打ちOR片手打ち)を読んでくれたらしく、
両手打ちバックハンドの2人が

「コーチ、両手打ちを片手打ちにしてみたいんだけど!」

と宣言され
早速、インターネットの悪しき弊害を思い知らされた。

やれやれ。

包丁もハサミもインターネットも正しく使いましょう。

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2008年7月22日 (火)

ドキッ

土A特別クラスで、
E子さんのフォアハンドストロークピュアなので

「禅問答のようだけれど
インパクトが命だから
その手前の入る所が大事で
その手前の入る所は、教えられない
から
練習するしかない。」

と…
このコメントを最後にレッスンを締め括ろうとしたら
Oちゃんが、一言。

「じゃあコーチは、それ以外は何を教えられるの?」

ドキッ。 heart02

多くを語らない僕に、
イラ立ちを隠しきれないのだろう。
夜は、E子さん宅での飲み会に誘ってもらったけれど、
W辺さんに

「お前のそういう物の言い方が気にいらない。」

とかみつかれ、又々 ドキッ。 heart02

僕が、レッスンで何も教えられないのも、
僕の性格の悪さも重々承知している。

本来ならば、
二人にそこをつかれて
ギクリとする筈なのに

なぜか心地好く思っている自分がいて
不思議な気分になった。

もう二人とも、長いつきあいだ。

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2008年7月21日 (月)

素敵なH島さん

金曜日の朝、
タフな一日なので
気を引き締めてコートに入ろうとする僕に
ブログ(何も教えない、何も教えられない?)を見てくれたH島さん

「コーチ、左脳も右脳も発達していない人は、
どうすればいいんですか?」

と質問されて
笑いとともに
肩の力が抜けて
今日も一日うまくいくような気がした。

学ぶ姿勢の長(た)けたH島さんは、
弱気で謙虚な言葉と
的を飛ばす快音を
何発も残して帰っていった。

的をバコバコ倒すH島さんの
控えめな態度に
O村さんはブチブチ文句をいっていた。 coldsweats01

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2008年7月19日 (土)

育成予備校

木曜日17:00からは、
育成予備校
育成クラスを目指す12人(現在は小1から小6)が、
幕の内弁当のように
ひしめきあう。

子供たちの、
純真無垢な僕を見つめる眼差と、
呆れるほど天真爛漫な行動

「あとどれ位で、育成クラスにあがれるの?」

というみんなの口癖が、
僕を熱血コーチに変身させる。

幼気(いたいけ)ない子供達にかこまれて
僕はとても幸せなんだけど、

それにしても
おいしい幕の内弁をつくるのは
本当に骨が折れる。

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2008年7月18日 (金)

師弟関係

タウンテニス後継者
K輝コーチのPレッスン

僕とK輝の師弟関係は
K輝が中学生の頃から。

高校卒業(コーチデビュー)時の、
コーチ生活に慣れるまでの
休止1年間を除けば
関係は続いている。

K輝のためにも
タウンテニス将来のためにも
僕の肩にかかる責任と重圧は大きい

レッスン開始。

馬上から沓(くつ)をポロポロ落とす黄石公のように、
これといった会話もなく僕は球を出し続ける。

そして、ストロークラリー、ボレスト、
ポイント練(計8ゲーム+タイブレーク1セット)

をするために
「おっこらしょ」
と馬から降りて刀をあわせる。
そして去っていく。

そこには、
ほとんどと言っていい程会話はない。

レッスン終了。

K輝には足りない物が一つある。
彼は、おそらくそれに気づいてないだろう。

それを悟れば、
免許皆伝の日の到来は
もう時間の問題だろう。

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2008年7月17日 (木)

空気が違う!

ウィンブルドン2008は、ナダルの初優勝で幕を閉じた。

ウィンブルドン決勝の「空気」
テレビ画面をとおしてヒシヒシと伝わってくる。

そこには、
同じカード(フェデラーvsナダル)が、
他の大会で組まれたとしても
感じることができないであろう
聖地ウィンブルドンの「空気」の違い
ありありと感じられる。

YANKEESの松井秀喜が、

『ヤンキースタジアムは、他の球場と「空気が違う」

と口にする。
僕も、そう思う。
上質の「空気」の漂う試合観戦は
これ以上ない酒の肴だ。

「芝」がめくれて「土」の部分が多くなったコート
ナダルはクレーコートだと思って芝の王者を倒したのだろう
(そんな訳ないか)。

それにしても一度でいいから
芝のコートでプレーしてみたいものだ。

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2008年7月16日 (水)

育成クラス→特別クラス

愛弟子Kが高校生になり、見事テニス部員。
17:00から始まる週3回(月、水、金)の育成クラスを
週1回(部活のない水曜日)にして様子見。

17:00には到底間に合わないので、
その後の20:00から始まる
月G特別クラスに2コマ目の受講。

K太(中3)が土A特別クラスに
母親(Oちゃん)の振替消化協力に来た時もそうだったけど
何ともいえない感慨に包まれる。

育成クラスで、子供達みんなの様を見ると
まだまだ不安定でイライラする時も多いんだけど、
K太とKがポツンと一人、大人のクラスに入ると
二人から発せられる、ほとばしるような煌めき
大人のテニスを凌駕して僕の体に電気が走る。

想像できるとすれば、
「あれじゃあ、勝てないよ。」
位の批判だけだろうから、
それ以上に大人が発する
「この子は、すごい」
みたいなオーラ
が、
僕とKとK太が
丸々4年間週3回(2時間強)を過ごしてきた
のように思えて
嬉々としてふるまってしまう僕がいる。

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2008年7月15日 (火)

軽量化

前にも書いたけど、僕のラケットはやたらと重い…

日曜日の出張レッスン(浮間公園)で
隣のグラウンドからサッカーボール
やけに高いフェンスを越えて飛んで来た

「すいませーん。ボールを取って下さーい。」

と懇願する子供達のために
(生徒さんに恰好つける意味も含めて)
高校生の頃の体育授業以来の
スーパーロングキックを決めようと
サッカーボールを宙に浮かせてみると、
ボールのあまりの軽さに
(僕の感覚(頭と体)には、
縫い込みのはげしいあの頃の重量感しか残っていない)
風で流されて、
イメージよりボールの落ちてくるポイントが
ずれてしまった。

それでも、
己の運動能力を過信した僕は、
インパクトできっちりヒットすれば
フェンスを越えると思い
右脚をフルスイング

子供達から

「オー。あの人、スゲー。パチ、パチ、パチ」

みたいなリアクションほしさに
気張った僕の思いをよそに
ボールは、あらぬ方向へ……。
あの時の、子供達の
ボクを小馬鹿にした顔が忘れられない。

大人をナメるなよ!

レッスン後の反省会では、
フレームショットを連発するS本さん(学生時代はサッカー部)に、

「一芸に秀でている人は、どんなスポーツでも上手いと思っていたけど、
コーチのあのキックはひどかったですね。」


とイヤミを言われる始末。

負けず嫌いの僕は、
ミスキックの言い訳を、ブチブチと吐いていたけど、
心の奥では、
ラケットもサッカーボールも
そこまで軽くして何か良い事があるのか?

とずっと反芻していた。

職人さんのエゴのためとは言いたくない。
それにしても、
水泳の水着にしても、
よく飛ぶ砲丸にしても
(水泳は有名だけど、世界のホーガン投げの選手が、
ある日本のメーカーに首ったけらしい。
だって飛ぶんだから)

どうも腑に落ちない。
何か違う気がする。
再考の余地あり。

いっそのこと、
みんなウィルソン・プロスタッフで勝負すれば
ヤケになっていたら
S本さんに

「ボールは軽いけど、ちゃんと真ん中に当たれば、
ちゃんと遠くに飛びますよ。」

とダメ追しされて
「酔い」が「悪酔い」になった。

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2008年7月14日 (月)

クレーム

神様の悪戯だろうか?
雨練のブログを書いた次の日に
何処の誰だか知らないが、僕の雨練を見た方から

フロントにクレーム。

雨の中スクールボールでレッスンしているのが
気にいらないらしい。

チョット、マッテネ。

その日の僕は、短期集中レッスンを
雨練用ボールのみで無事、終了。

その後の、雨で重くなったボールを
シコタマ打ったせいで
疲れているであろうに
その後も続けてPレッスンしてくれているみんなに
悪いとは思いながらも、
途中から雨は止んだけれど
あまりにもコートが濡れていたので、

MY BALLで続行。

コートが乾いてきた
最後の最後に
ようやくスクールボール
3個
使って試合をしただけである。

きっと僕は、
タウンテニスとテニスそのものを一番愛している。
雨の日でもテニスしたいと思う生徒さんのために
倉庫に雨練用のボールを置くようになったのも
僕がはじめたことだ。

自分のことしか愛せない人間に、文句を言われたくない。

心がイタイ。イタスギル。

クレームの内容もさることながら
クレームをいった人が
僕より上目線でいるように感じられて
無性に腹が立つ。

そうやってクレームをつける人は、
そうすることで裏方に
「クレーム処理班スクール向上委員会」
みたいなものがあって、
どんどん良いスクールに変貌していく
と思っているのだろう。

悪いけど、そんな人はどこにもいませんよ。
スタッフのやる気をなくすだけだ
(特に職人の……)。

それからもう一つ。
雨が降ると他のクラスは中止になって
僕のクラスだけがやっていることに
文句をいう人もいるようだけど、
どこのスクールだって(もちろんタウンテニスも)
雨が降れば中止になるのは当然
ですよ。

僕のクラス名称をもう一度確認して下さい。

特別クラス。

特別。
そう、特別に僕のクラスだけ
雨の中でもレッスンする
んですよ。

この話には、まだオチがあって、
クレームをつけた人がいるチームの方たちは
雨予報のこの日、
スクールボールを1カゴ出しっぱなしで帰っていった。
やれやれ。(雨にうたれていたらしい……)

こんな日本人ばかりじゃ、
世の中が世知辛くなるのも仕方ない…。

心の傷は、どのようにしたら昇華できるのだろうか?

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2008年7月13日 (日)

杉山 愛

2008ウィンブルドンで
愛ちゃんがグランドスラム57大会連続(史上最多)という
途轍もなく気の遠くなるような恐るべき大記録を打ち立てた。

1994ウィンブルドン初出場以来
14年間(年4回の)グランドスラム大会
出場し続けた重みをかみしめた味とは、どんな味がするのだろう?

それは、世界で唯一人、愛ちゃんのみぞ知る。

世界4位までのぼりつめた伊達さんも凄いけれど、

「太く短く」でもなく

「細く長く」でもなく

「太く長く」プレーし続ける愛ちゃんに

賞賛の拍手をおくりたい

(愛ちゃんが高校生の時S・S・Cで僕の目の前を歩いていた姿に、
どれだけの努力を積み重ねたのだろう?)。

次は、錦織君に期待しようと思う。

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2008年7月12日 (土)

雨練

僕は、雨でもレッスンを止めない
(水溜まりができるような余程の雨は別ですよ)。

随分前の休日の昼下がりにテレビを見ている時、
女性の前で涙を流す事は御法度の僕が、
敬愛する清宮克幸氏(現サントリーラグビー部監督)の一言で
洗い物をしている女房に背を向けて
滂沱として流れようとする涙をこらえるのに
必死だったことがある。

なぜかというと、
以前から世間の目が
土砂降りの中でもレッスンする僕を見て

「平馬もとうとう狂気の沙汰に陥ったか。」

と思われてはいないかと心配していた頃で
清宮氏の

「『心』を鍛えるには、
例えば、土砂降りの中でも練習するとか
科学的なことだけでは『心』は育たないし
理論だけでも『心』は育たない。」

というようなコメントが僕の心に届いて、
君のやっていることは間違っていないよ
背中をポンと叩かれたように感じたからだ。

やってみないと雨練の「意味性」はわからない。
そして雨練の「意味性」に「可能性」を見出せる人が
大成するのだと思う。

雨練は「心」・「技」・「体」向上のための宝庫である。

やらない手はない。
やりたくなければ
バックをかついで帰ればいい。
ただそれだけだ。

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2008年7月11日 (金)

制裁

月曜日の我が育成クラスは、
高校生不在(部活のため)の
中学生以下5人
(K太 中3、H康 中2、Y太 中2、T弥 中1、K成 小5)
でレッスン。

最近、僕のレッスン最後の締めの一言が、
「K成、格上の中学生に囲まれて幸せだなー。」

というようなフレーズが多かったらしく

「また、その話ですか。」
とK成にいわれて思わずハッとした。

そのフレーズを何気無く多用してしまっていたのは、
中学生に囲まれてもがいているK成を見ていると
いい所を引き出されて
途轍もなく高い山に登れそうな気がして
ワクワクしてしまうからだろう。
コメントには、
格下の小学生がいても
レッスンの雰囲気が悪くならない

中学生達を遠回しに褒めていて
「君達に囲まれてコーチは幸せだよ。」
メタファー(隠喩)として伝えていることに
彼らは残念ながら気付いていない。

そんな僕の想いをよそに、
レッスン後ふざけていて
クラブハウスの窓ガラスを割ってしまった
という。

呆れて物も言えない。
どんな制裁を加えてやろうか。

やれやれ・・・。

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2008年7月10日 (木)

三流?二流?一流?

真っ黒なポルシェで、
悦に入った表情と背中をのこして
Sちゃんが帰っていった。

(総評)
テニスコートで
僕がしたやり方と
レッスン後のクラブハウスで二人がしたやりとり
(人生論。人間関係で悩んでいるらしい)が、
照らし合わされて
点滅していた心のライトが
パッと点灯したようだ。

(概略)
フラットドライブを打ちたい
Sちゃんの悪いクセは、
昔の名残でインパクトの瞬間、
ラケットフェイスがかぶって下を向いてしまい
ネット中段に飛んでしまう。

すかさず僕は、
腰(骨盤)の使い方のヒントを与えて修正。

クラブハウスに戻り、
「三流は『ネットしないように』とアドバイス
二流は『ラケットフェイスがかぶらないように』とアドバイス
一流は、全然違う所をアドバイスするもんだよ。」

と言うと
職場とオーバーラップしたらしく
Sちゃんは満面の笑みを浮かべた。

僕が一流であるかどうかはともかく
超一流を目指したいと思う。

選手の頃は、三流どまりだったので
コーチとしては超一流になれるであろうと信じている。

「名選手に名コーチはいない」
という格言を担保にして・・・。

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2008年7月 9日 (水)

進路変更

シンプルに淡々と進んでいくメニューに
「進路変更」で楔を打つ。

球出しの際、真ん中に立つ僕の位置を
右(左)にずらすことによって
生徒さんが飛んで来た球の進路を
大幅に変えて打ち返すことになるので
高度な技術を要求される。

さらに、試合で勝つためには
絶対に必要なスキルでもある

(飛んで来た球を、
また飛んできた方にしか送り返すことしかできないとしたら
埒があかない……)。

ストレートからきたボールを(逆)クロスに。

(逆)クロスからきたボールをストレートに。

ム・ム・ム・ムズカシイ……。

まだ、ストロークとボレーでしかやらないが、
いずれはスマッシュでも進路変更したら
いい練習になるだろうにと思案中だが、
正面から球出ししても
上手く打つことが出来ない人が多いので
まだ封印したままだ。

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2008年7月 8日 (火)

DUNLOP FORT OR ST

レッスン中に、あまり多くを語らない僕が、
まれに変身してしまう理由の一つに

「感性の感度の相性が、物凄く良い場合」

がある。

最右翼のI川さんは、
土曜日午後1:30のPレッスンに、
滑り込むようにイカしたMINIに乗ってあらわれる。

レッスン中、I川さんが、
だいぶ使い古されてへたってきた
ボールの打球感についてふれたので
僕が

「I川さんのサークルで使っているボールは何ですか?」

と質問すると

「本当は、ダンロップ・フォートが好きなんだけど、
すぐにパコパコになっちゃうでしょ。
しょうがないからダンロップ・STを使ってるんだ。
なんか年中風邪をひいているみたいでイマイチなんだけど、
コストを考えると仕方ないから。」

とI川さん。

この時、既に僕は篭絡されていて

(ボールについて、
年中風邪をひいている、みたいな表現をされたら
クラクラしてしまうから)、

午前中にこなした2レッスンの疲れは吹っ飛び、
僕が僕じゃないみたいに
ベラベラと技術論は勿論、
テニスと関係ないことまで話し出してしまうのである。

そんなI川さんが、
僕を褒めてくれる一番嬉しい言葉は、

「平馬コーチのレッスンを受けたら、
人混みの中をスイスイと歩けるようになったし、
なによりスキーが上手くなった。」

と言われることだ。

感無量。

いつも感謝しています。I川さん。
本当に、ありがとう。

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2008年7月 7日 (月)

シンプル≒地味

僕のレッスンは、とてもシンプルだ。
(と僕は思っている)

シンプルを通り越して
地味だとさえ感じることすらある。
(まわりのコートが、僕には派手に見えるから)

毎度お馴染みのH島さん、O村さん、K山さん、N川さんのPレッスン中に
もしかすると、こんなに頑張っている生徒さんにとって

僕のレッスンはつまらないのではないか

とふと脳裏に過った。

不安になった僕は

「地味なメニューなのに、暑い中みんなよく頑張りますね。」

と正直な感想を伝えると、

「平馬コーチのレッスンを地味だなんて一回も思ったこともないし、
集中しやすくてなにより楽しいです。」

とO村さんとK山さんが
口を揃えて言ってくれた御蔭で
疲労極限状態の僕の体が癒された気がした。

いわれてみると、
みんなが集中して黙々とプレーしているのも首肯けると思い、
素敵なメンバーに囲まれて

「幸せだな~。」

としみじみ感じた。

それにしても、僕も一度、
平馬コーチのレッスンをうけてみたいものだ。

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2008年7月 5日 (土)

黄 石公の話

少々、長いけれど
師匠が好きな能楽の「張良」という話をひとつ。

漢の高祖の臣下である張良
黄石公という武芸の達人から
奥義を学ぶ物語である。

張良はあるとき、馬上の黄石公と行き会う。
すると石公は左の沓(クツ)を落として

「おい、拾ってくれ」 と頼む。

張良はむっとするのだが、仕方なく沓を拾って履かせる。

次に石公と会うと
今度は馬上から両足の沓を落として

「おい、拾ってくれ」 と頼む。

さらに「むむ」とする張良だが
その沓を拾ったとたん
武芸の奥義を究め、
石公また
「秘曲口伝を残さず伝え…」
というお話である。

深いなー。

もしかすると黄石公は、
ただの沓をぼろぼろ落とすボケ爺だったのかもしれない。

僕の球出ししたボールに含まれる
操作術に敬意の念を抱いてくれる人も多いけれど
たまたま打ち難い所にずれてしまったのかもしれない

そんなことは、どうでもいい。
学ぶ姿勢が大事ということだ。

この意味がわからない人は、
話が長くなるので直接僕に聞きに来てください。

あしからず。

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2008年7月 4日 (金)

テニスの神様

僕はストロークの球出し練の際
ベースラインを踏んでいる人を窘める

ベースラインにオンラインした時の事を
想定にいれていない浅薄さに
イラッとくるのだろう。

もしかすると、狩猟民族のコーチなら、
それをアグレッシブな行為と受け取り
褒めるかもしれない。

ベースラインにオンラインしたら
下がりながら打てばいいし、
ポイントを失ったとしても、
それは相手のグットショットだから褒めるべきだと。

でも僕は、本能的に、
人間が決めたであろうテニスコートサイズを
テニスの神様の仕業だと信じ、
平気で踏みつけている行為が許せないのである。

そんな訳で、BOSTON・RED・SOXの松坂大輔投手
ベンチから小走りに
ホームベースから
一塁(三塁)ベースまでのラインを跨ぐ時、
(あの絶妙なダイヤモンドサイズを造った)
野球の神様に無礼にならないようにと
絶対に踏んではいけないものとして、
ピョコンと飛び跳ねてマウンドに向かう

(ベンチに戻る時も)
姿を見ると共鳴してしまうのである。

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2008年7月 3日 (木)

職人気質

テレビ(カンブリア宮殿)を見ていたら

「そうなんだよなー」

と大きく首肯いてしまった。

日本酒を造るとその人の性格が味にでるらしい

僕は、日本酒を飲んで上機嫌になると
4月まで僕の右腕だったI橋くんに

「球出ししたボールにその人の人生が出るんだよ。」

と度々言っていたので、
そういう職人気質でいられることに
仄かな心地好さを覚えた。

師匠に教わったんだけど、
雇われていた下男が
親分に叱られた腹いせに
濁り酒の中に灰汁(アク)を投げ込んだせいで
澄んだ日本酒が誕生したそうだ。

慶長5年(1600年)にイタズラした
質の悪い下男と
それに気づいて酒造りに励んでいた親分を思いながら
今日も僕は日本酒を飲み干すのである。

乾杯。 shine

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2008年7月 2日 (水)

クルム伊達

舎人公園での出張レッスンを終えて
反省会(居酒屋)へ向かう移動中の車内
(生徒さん4名とお浄め中の僕)
でこんな質問を受けた。

伊達選手と同世代で、
現役復帰後の目を見張る活躍に
合点がいかないSちゃんが

「伊達公子はなんで勝てるんですか?」

「お答えしましょう。」

とお浄めが進み舌も滑らかになった僕が

「それはね、技術はさびないからだよ
『心』・『技』・『体』の中で放っておいたら
衰えてしまうのは『体』で、
伊達選手の場合、現役(子供)の頃から
大の負けず嫌いで『心』の強さは、折り紙つきでね。
問題(ネック)は
『体』(スタミナ、回復力等)だけなんだよね。
フタをあけてみたら『体』もOK
マッサージしたトレーナーが筋肉の若さにビックリしたらしい)。
『心』・『技』・『体』が3つ揃えば、もう大丈夫。

と解説。

みんなは、
『心』・『技』・『体』の融合がボールに表れる
僕に散々口酸っぱく言われているので、
技術はさびないから
おじいさん、おばあさんになって
もテニスを楽しめるように「技」を磨くことが
大事だからね……

レッスンしている意味の深さ
「なるほどー」という空気が漂って
僕の酔いを助長した。

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2008年7月 1日 (火)

H

好天の中、
H島さん、K山さん、N川さんの三人で
午前中にPレッスン。

あるメニュー(球出し練)のこと。

K山さん(女性)が、フォアハンドストローク、
H島さん(男性)がバックハンドストローク。

同じ的を狙って打っていると、
最近、大化けしだしたK山さんの打つボール
どうしても目が行ってしまうH島さん

とうとう、自分が打つことよりも
感嘆したH島さんが

「K山さんの打ったボールを見ちゃってダメだ。」

と打ちながら言うと

「見ないでエッチ。」

と打ちながら応えるK山さん。

ウケるね。

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